原不動滝・赤西渓谷・音水渓谷
平成２９年度
紅葉狩り
日本の滝１００選
原不動滝（幸福の滝）
２０１７年 １1月11日

原不動滝（幸福の滝）の最下部

音水渓谷

明神滝に行くまでの渓谷の景観

平成２８年度

日本の滝１００選
原不動滝（幸福の滝）

2016/11/13

平成２７年度
紅葉狩り
日本の滝１００選

原不動滝 （幸福の滝）

2015/11/07（土）

男滝と女滝が仲良く寄り添っている。紅葉のこの時期、原生林のブナやモミジが見事に紅葉し雅やかだ。 そして、若いカップル達に祝福をしているように感じる。幸福の滝、恋愛成就の滝とも呼ばれている。 確かに、滝を見物に来るのは若いカップルがやたらに多い。若いカップルに幸あれと願いたい。

原不動滝について 　この滝は、氷ノ山・後山那岐山国定公園内 にあって男滝と女滝とからなり、日本の滝百選 の一つに選定されている。 　男滝は落差88ｍと県下最大の名瀑である。 女滝は源流を異にして、男滝に寄り添うように同じ 滝つぼに落ちている。周辺はブナやもみじの 原生林に覆われ、自然の広大さを感じさせ、 心身が癒されます。 　また、別名「男滝」と「女滝」が寄り添っている ことから、”幸福の滝””恋愛成就の滝” とも呼ばれています。

紅葉狩り日誌

	午前１０時半、原不動滝 駐車場に到着。天気は 曇り空であるが、一際 紅葉した山々は見事 である。 駐車場から、原不動滝 まで400ｍで比較的 近い距離である。 料金所で、受付を済 ませていざ出発。
料金所を、通り抜けると「かえでばし」に 出会う。「かえでばし」は、つり橋で 自然とマッチし素晴らしい景観です。
	「かえでばし」前方の山 には、目当ての原不動 滝があります。 「かえでばし」を覆って いる黄色く黄葉した かえでが美しい。 気持ちよくかえでばしを 渡りました。
かえでばしを渡り、 登りになります。 少し登った所から 先ほど渡った 「かえでばし」 が観えます。 もう少し、登っていくと 原不動滝の一部分が 観えました。 紅葉と滝のコラボが 素晴らしいです。
	前方には、 「おくかえでばし」 と滝見台の案内板 が目に入りました。 おくかえでばしの事を 滝見台とも言います。 ここから望む景観が 最も美しい姿の 原不動滝の全景です。
おくかえでばしを少し進んだところで、原不動滝 の下側の部分が観えました。紅葉が一際目立ち その美しさ感激しました。↑ おくかえでばしの中央部当たりが、原不動滝の 全景が観えるところです。 →

「おくかえでばし」から観た原不動滝の景観です。

原不動滝の全景です。 滝は２段になっていて、上段部分です。	滝は２段になっていて、下段部分です。 男滝と女滝が寄り添っている様子がよくわかります。
上段部分の滝で、滝つぼに落ちる水しぶきの様子	上段部分、先端の滝の様子です。紅葉が美しい。

おくかえでばし（滝見台）から次に、もう少し登って原不動滝を観ることにします。

周囲は、原生林に 覆われ紅葉した 樹木の美しさに 癒されました。 紅葉した樹木の隙間 から、原不動滝の一部 が観えてきました。
	見上げると、原生林が 空を覆い、華やかな 色彩が心を癒して くれます。 一部分しか観えなかった 原不動滝も段々んと 全景が観えてきました。

「おくかえでばし」より高い所にある展望台から原不動滝の全景を撮ってみました。

原不動滝の上段部分の全景	少しズームをして原不動滝を撮ってみました。
原不動滝の先端部分です。ズームをしました。	下側の原不動滝です。ズームをしてみました。

原不動滝を思う存分に写真を撮りました。時刻も１１時過ぎになり、原不動滝を 後にしました。お昼は、原不動滝の近くにあるレストラン（楓香荘）で昼食をとり 次の目的地、音水渓谷の紅葉狩りを楽しみたいと思います。

音水渓谷

音水鉄山跡　　 この地において宝永年間（１７０４年）から 明治３２年（１８９９年）までの間に鉄山の 経営がなされていました。当時60戸の世帯 があり鉄山で働いて生活をしていました。 金山神社（カナイゴサン）は慶応4年に当時 鉄山の守護神として祀る。 　（滝山・廣地・鍵掛・久保原山）の各鉄山を 10年から30年毎に移動し最後に音水に祀り 現在に至る

昼食を済ませ、 音水渓谷に着いたのが １２時過ぎでした。 車を降りて、目的地の 明神滝まで散策します。 ここは、深山幽谷の 深い渓谷です。 紅葉した山々は、 素晴らしかったです。
	渓谷の沢から水しぶき の音が寂しく聴こえ、 昼過ぎにも関わらず 薄暗い渓谷は不気味 です。 訪れる人々も、数少なく 出会うと安心感を 感じるほどです。
紅葉が見事な音水渓谷 その美しさに酔いしれ 夢中になって、写真を を撮っていると何か？ 掲示物の様なものが ありました。 　クマ出没に注意！ このあたりは、 ツキノワグマが 生息していますので、 くれぐれも注意して ください。
	ひぇ〜 クマがいるんだ！ 一人だし、急に心細く なりました。 音水渓谷の紅葉は 素晴らしかったのですが、 熊の生息地のようで、 遭遇しないよう 歌を歌いながら散策 しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　


明神滝周辺の渓谷の景観です。

平成24年度
紅葉狩り

2007年11月１０日
〜2012年11月１４日までのベストショット

原不動滝（幸福の滝）



原不動滝入口付近の景観

	11月１０（土曜）快晴の朝、午前８時に自宅 を出て原不動滝に向けて出発。紅葉狩りを 楽しみに原不動滝に向かいました。 車で約１時間半ぐらいでしょうか？原不動滝に 到着しました。原不動滝の道標を見つけ 辺りの紅葉に感激！紅葉の美しさに 心ときめき、道標に従って進むことにしました。
かえで橋です。橋の名前からして吊り橋から 観える黄色く色づいた樹木は「かえで」で しょうかね？黄色く色づいたいた葉の美しさに 見とれてしまう。いよいよ原不動滝 に出会うのでしょうか？黄色い色に染まった かえでは鮮やかですね！。
	かえで橋を渡りきると、道標がありました。 原不動滝をまず観たいので、滝見台に進む ことにしよう。奥かえで橋から、滝を観ることが 出来るのですね！
奥かえでばしがありました。はやる心を おさえながら、滝見台へと小走りに進みました。
	原不動滝を目の前にすると、この雄大な 滝に感激しました。全長８０ｍ以上の滝には 本当に素晴らしい光景です。 紅葉の美しさは、滝に花を添えている様で 自然の美しさを堪能しました。 原不動滝は、ブナの原生林がある氷ノ山 を控えた森の原川の源流にかかる滝。 雄滝と雌滝があり水量の多い豪快な滝である。 原川はやがて、揖保川と合流していきます。 その清流揖保川では今年（２００７年８月）に 行われた、天然の味競う「全国清流利き鮎会」に グランプリに輝きました。この自然の恵みに乾杯！
	奥かえでばしの滝見台から、原不動滝を堪能する ほどじっくりと観ました。次に、滝を観終えて 先ほどの道標から「ハイキングコース」へと進む 事にします。一寸山歩きをするような感じです。 少し進むと、道標を見つけました（下の写真） ここからの原不動滝は、標高が少し 高いせいか、原不動滝の全体がだいぶん 姿を現してきたような気がしました。 これ以上進んでも滝は見えませんが、 どうしてもこの先がどのような景色に なっているか気がかりになり登る事 にしました。
山々の紅葉に目が向き、安らぎを与えて くれました。まだ紅葉していない青い葉と、 紅葉が進んでいる赤い葉とが微妙に絡み合い 自然が作り出す美しい景色にうっとり としてしまいました。
	ハイキングコースの終点みたいです。 登頂が目的ではないので、この辺の 景色を少し見てみることにしょう！
素晴らしい景色が見えました。ここは、 原不動滝のずーっと標高がのところになります。 ふもとの景色も素晴らしいですね。ここは 中国山地の山深い所、この山のふもとには りんご園もあります。十分景色も堪能し、 そろそろ下りることにしました。 次の予定は、赤西渓谷の紅葉狩りです。 場所は、原不動滝のすぐ近くにあります。 では、下山して赤西渓谷へと行きましょう！

赤西（あかさい）渓谷

	この道標は、赤西渓谷の終点近くの道標です。 原不動滝から、道標がなく舗装されていない 林道を車で進んでいくうちに不安になりました。 渓谷の両側のケヤキ・カエデの紅葉が素晴らし かったです。車で移動しているので、紅葉の 綺麗なポイント毎に車から下車して写真を とりました。時間があれば、ハイキングで ゆっくりと撮影したいと思いました。
波賀町原の北部、引き原川と赤西川の合流部が 赤西渓谷の入り口。赤西川の流れに沿って林道 続いており、この林道が赤西渓谷へのアクセス 道路となっています。道の左右にの山には、 ケヤキ・カエデの大木が多く、ここの紅葉の美しさは 県下有数です。渓流は木々を映し出し、心を癒 してくれる空気・緑がいっぱいで「ひょうご森林浴場 ５０選」の一つです。
赤西渓谷を挟んだ山々に生い茂るケヤキ・カエデ の紅葉はさすが県下有数の美しさです。 青い空の中、天を貫く赤い色をした紅葉は、何とも いえない美しさである。自然が作り出した造形物。 人間に癒しを与えてくれる素晴らしい贈り物です。 遠い幼少の頃に戻ったような、純粋な心に戻り ただ、自然の美しさの中で無心になった気持ちです。
	赤・黄色・青と微妙にバランスが整い、色の奏でる 山深い渓谷の紅葉は何ともいえない癒しを与えて くれます。時折、小鳥の鳴き声が聞こえ紅葉の 美しさとの共演です。落ち葉がひらりと顔面をかすめ 渓谷の川面には真っ赤なじゅうたんが覆う。 ここは、非現実の世界であるが癒しの世界である。 人の気配も感じることなく、昨年度は熊がよく出没 したようである。こんな世界には、人間たちは よそ者であり、侵入者でもある。自然を大切にする 心がけが、もっとも大切であり侵入者としての 最低限度のマナーではないでしょうか？左下に続く
残念な事ですが、渓谷に降りて撮影しょうとしたとき 古タイヤが、カエデの幹に引っかかり落ち葉が、 タイヤに覆いかぶさる悲しい風景を見ました。 ここは神聖なる場所だと思います。人間は侵入者 であり、最低限のマナーは守らないとねぇ〜 この美しい自然をゴミ箱にする人間たちの おろかさに、なんと心寂しい生き物だろうか！ 偉大な自然を汚すなんて・・・こんな美しい景色を 観ると本当にそう思ってしまいました。 おろかな人間たちよ！この美しい自然を汚さない ように見守って行こうではないか！ そう思いながら、赤西渓谷を後にして次の予定地 音水渓谷に行くことにしました。

音水（おんずい）渓谷

音水渓谷の景観	明　神　滝

	赤西渓谷と共に波賀町を代表する美しい渓谷です。 引原ダムの南側に国道２９号線から音水集落への道路があり、 これが音水渓谷のアクセス道となっています。 音水渓谷の入り口駐車場で、←左写真に目が行きました。 以前社会科の先生から音水渓谷の話の話を したところ「たたら製鉄」の話になりました。 この渓谷では昔「たたら製鉄」が営まれたそうです。 ←左写真　の看板を読んで、その事実を再確認 することができすごく感激しました。 たたら製鉄と言えば、あの有名なアニメ 宮崎監督作「もののけ姫」が思い出されました。 アニメの画面の様に音水渓谷が 奥深い深山幽谷であることに納得しましたね！
たたら製鉄は、島根県奥出雲が盛んで、 この、音水渓谷まで移ってきたのでしょうか？ そんな歴史を想像するとすごくロマンを感じます。 今でこそ、奥深い深山幽谷ですが、当時は 環境破壊で山々も禿山だったと思います。 そして、美しい渓谷も汚染され渓谷から 流れは揖保川へと進み揖保川流域の人々も この環境破壊に悩まされたことでしょう！ 歴史では中国山地のほとんどが 禿山だったみたいです。この深山幽谷も人間の手に よって再生された事に妙な気分になりました。

そんな歴史ロマンを体感し、音水渓谷の明神滝へと進みましょう！

	この渓谷は、カエデ・ブナなどの原生林 が目に付きますが、中には樹齢２００年以上の 天然杉も残っています。この渓谷は最も険しい 深山幽谷だと強く感じます 。こんな奥深い 渓谷に集落があるのには驚きです！ 余談はこの辺にして〜 では、道標に従って進みましょう！
上の写真で述べられている、山は音水、赤西は 谷よ・・・（宍粟民謡）　の様に音水渓谷の山々は 標高が高く山深く、午前中も薄暗く日が差さない 渓谷でした。また渓谷の名前（音水）通り渓谷の 水の音が絶えず耳にしました。 そんな音水渓谷の印象を強く感じました。
	薄暗い渓谷の中で、一際鮮やかな赤に染まって いるカエデに感銘しました。 色鮮やかなカエデは昼夜の寒暖の差によって このような美しい紅葉になるのでしょうね！
明神滝の道標を見つけました。 明神滝は目の前です。
	こんな快晴の中でも、音水渓谷は薄暗い所の 渓谷です。明神滝はそんな渓谷にありました。 滝の水の音しか聞えない寂しい山深い渓谷と、 淡々と流れる水に、これからも永遠に続くでしょう！ 明神滝からもっと続く音水渓谷は、私は見送り 明神滝までにしました。 林道は舗装されていない砂利道で、車の運転 するのは本当に不安を感じましたね。 これで、今回の紅葉狩りを終えることにします。 山深い森から抜け出したとき、いきなり素晴らしい 紅葉の光景と出会いました。 きっと、自然が見送ってくださた様で、 明日からの仕事に活力を頂いた様に思います。

深い森の中にある音水渓谷の出口付近に近づくと急に視界が広くなり、 青空がまぶしいくらいに感じた。山から谷に向けて吹き付ける風により 落ち葉の音がサラサラという心地よい音に聴こえ青空の中に落ち葉が 吸い込まれるように感じる。私は、こんな自然現象が好きだ。 　誰もいない深山幽谷、人の気配も感じることなく、森の妖精だけが私を 見つめているように思う。

音水渓谷を後にして２９号線を姫路方面に向けて帰ることにする。
次に訪れるときは、３月の早春の時期に渓流釣りに来ることにしょう。

車に乗り途中、引原川の岸辺の紅葉が素晴らしかったので、
車から降り写真を撮ってみまた。