東山(1016m)初日の出登山

２００9年元旦

東山（１０１６ｍ）山頂にて　（午前７時０５分）

受付会場
フォレストステーション波賀
東山温泉メイプルプラザ

	平成２１年元旦の午前３時頃起床。眠気と 寒さで、起きにくいが頑張って起きました。 年末に購入したアイゼンをリユックにつめ、 登山準備も完了！。 午前３時半に自宅を出発しました。
受付会場に近付くにつれ、国道にも積雪が目立ち 運転に注意して進みました。 降雪もあり少し不安であったが、予定時刻の５時に 受付会場に到着しました。 写真右は、受付会場の東山温泉メイプルプラザ です。ここで、下山後に温かい雑煮と東山温泉に 入浴します。楽しみだなぁ〜！ 登山準備も完了しいよいよ登山開始、頑張って 行きましょう。

登山の様子

	午前５時半、受付会場を後にして登山口まで 向かいました。まだ辺りは薄暗い中で、雪は しんしんと降り積雪量もかなりあります。 初めての雪山登山となりますが頑張って 行きましょうか！
最初の道標を発見、コースは東山尾根ノースです。 頂上まで２．４Kmです。ここの登りを克服すれば、 後は尾根伝いに歩いて登頂します。登りは、 少し大変ですがもう少しの辛抱です。
	冬木立に雪の花 写真上は、登り終えた後の東山の尾根の景観です。 尾根の雪景色に感動しました。枝に積もった雪の 様子「写真上」は素晴らしく美しかった。 尾根は平坦な雪道となり歩きやすかったですが、 かなりの積雪量（私の膝あたりまで）あり進むのに 大変疲れました。 道標を発見（写真左）、山頂まで１．６Kmですが、 ほとんど平坦な道なのでかなり楽ですが そこは雪山、油断は禁物です。
先頭の登山者はラッセルしながらの行進です。 地元のガイドさんですが、年齢が６０歳以上経っている ご年配の方で驚きました。私だったら先頭はきっと 無理だと思います。雪山はやはり体力いりますね。
	道標を発見、ここは東山尾根コースなので 間違いないように道標に従って進みましょう！ 頂上まで、１．３Kmです。
	単調な、雪道のハイキング（雪中ハイキング）です。 スノーシュー（西洋がんじき）があれば もっと楽かもしれませんね！疲労もこのあたりから 感じてきました。尾根伝いの平坦な登山道で ありますから、景色を楽しみながらの登山でしょうが、 登りの多い雪山であれば無理かもしれないなぁ〜 でも！憧れの雪山登山が出来て うれしく思います。
	道標（写真上）を発見、山頂まで６００ｍです。 山頂に近くなったせいか積雪量も随分増えた 様に思います。 深い森を抜けると広い雪原に出ました。 解放感と共に山頂に近付いていることに直感した 。もう少しだ！頑張って前進しよう
	山頂まで２００ｍの道標を発見！ この道標が、山頂までの最後の道標だ。 もう少しの辛抱。ここで小休憩、リュック中のポカリ を取り出して水分補給です。驚いたことに、さっき の水分補給の時は凍ってなかったのですが、何と 飲料水の水面部分がシャーベット状になっている のではないか！こんなのは初めての経験です。 現在地では、冷凍庫の中にいるのと同じなんだ。 こんなところで遭難すると命もないでしょうねぇ〜
この辺の気温は氷点下でありますが、登山を していると、身体を動かしているので汗が出るほど 身体が温まります。眼鏡も体温でメガネレンズが 曇ってしまい、そのつどティッシュで拭き取らなければ なりません。思っているほど、雪山登山は寒くは ないのです。それよりも、汗が逆に体温を下げる 現因になり、着替えの下着類も登山では必要で あることがわかりました。
	ついにゴール！ 東山（１０１６ｍ） 雪山登山初登頂です。 雪山登山は、ベテランの現地のガイドさんの おかげで登頂が出来たのだと思います。 まして早朝の暗い中での雪山登山では、 現地のガイドさんがいなければかなり 危険な登山となります。いや雪山登山は 不可能だったと思います。 この場を借りてお礼お申し上げます！。 ありがとうございました。

東山頂上からの景観

初日の出（東山頂上にて）

下山後の様子

	当日は、小雪の舞う初日の出登山でした。 現地の方は、初日の出を拝むのは非常に 難しいとのことでした。そして積雪も かなりある雪山登山となり、参加者も例年の 半分となりさみしい初日の出登山 となりました。しかし、、奇跡的に 素晴らしい初日の出を拝むことができ 最高の初日の出登山となりました。 きっと、平成２１年は素晴らしい年になりそう！
下山後、冷え切った身体に温かい雑煮を頂き 身体も温まり、最高に美味しかったです！ そして、疲れた身体を癒す為、雪見露天風呂は 至福の喜びです。 ゆっくり温泉につかり、少し睡眠をとり１１時頃に 東山温泉メイプルプラザを後にし、帰ることにします。 写真右は、帰り道より車の中で写真を撮りました。 天気にも恵まれ、山々の雪景色も素晴らしい！ 後、雪道に気をつけて帰りますね！ ではこの辺で、さようなら。

東山(1016m)初日の出登山

２００８年元旦

フォレストステーション波賀
東山温泉メイプルプラザ

東山温泉メイプルプラザ

	２００８年１月1日（元日）、東山初日の出登山決行。 集合場所は、フォーレストステーション波賀に 午前5時に集合です。自宅は4時過ぎには 出なければなりません。遅刻しないように、まだ 暗いうちに自宅を出ました。 天気予報では、年末から年始にかけてかなり 荒れる予報と聞いているので少し心配だ。 …………… 集合時間に予定通りに到着。 雪も心配するほどでもないし穏やかな天気です。 安心して登山が出来るようだ。
東山温泉メイプルプラザ玄関前です。ここで、 初日の出登山の受付です。寒波の為かなりの 冷え込みに少し緊張気味。受付を済ませ、 登山の準備をしょう！登山開始は5時半頃です。 それまで、焚き火のそばで暖をとる事にします。 …………… この、東山温泉メイプルプラザ内の温泉で 初日の出登山、下山後に温泉に入るのです。 楽しみだなぁ〜

登山の道程

	この看板が、登山の出発地点です。 参加者は三十名位でしょうか？ ワゴン車2台で、集合場所から便乗して、 この登山口まで送ってもらいました。 先発隊は、先に到着しているので 全員がそろうまで待たなければならないので、 それまで寒いだろうなぁ〜と思います。 全員が登山口に揃い、6時過ぎに出発。
最初に目に付いた、道標です。 このコースは東山尾根コースとなります。 山頂まで、２．４ｋｍです。 ここから、登りになります。 頑張っていきましょう！
	道標を見つけました。 このコースは、東山尾根コースなので 間違わないように！　集団登山なので迷う 事はないと思うが、冬山は遭難すると大変な 事になるので注意が必要ですね！ 引き続き登りになっているので少し疲れ気味です。 体温は運動しているから、身体は少しほてっているが 耳、顔面は寒さのために少し堪える。
道標を見つけました。 登りはここまでです、８００ｍの登りだったのですね。 頂上まで１.６ｋｍです。ここから、尾根つたいに 頂上を目指します。それにしても、谷から吹き上げる 寒風は耐えられません。耳・顔面が寒風の為 痛いのです。こんな寒さ経験ないよぉおお！
	尾根伝いに進行中、途中道標と出会う。 間違いないように、東尾根コースなので、 再確認しながら進行。相変わらず谷から吹き上げる 寒風には堪えますね。寒風を受けると肌が冷たい 感覚より痛い感覚ですね。
山頂まで、１.0kmだ！もう少し頑張っていこう。 登りではない為、そんなに疲労感はありません。 ただ寒いのは堪えますね。
	頂上まで、２００ｍです。 もう少し頑張りましょう！ 眼下に見下ろす事が出来ます。 小走りに頂上まで向かいました。 午前6時５０分頃頂上に到着しました。 …………… 日の出は神戸観測所によると7時8分です。 20分近く頂上の展望台で、じっと待つことになります。 忍耐あるのみ、頑張って待つことにします。

東山山頂から観た全景

日の出直前のシーンと、日の出を迎える私

東山温泉

高濃度のラドン温泉 　です。 　雪見露天風呂が味わう 　ことが出来ラッキーでし 　たね。 　　この東山温泉は、雪見 　露天風呂を味わう為に 　遠くからこられる方も 　多いみたいですね。 　冷え切った体を温め、 　雪景色を観ながらの 　温泉は最高でした。

感想
今回の登山は、一応冬山登山です。標高１０１６ｍですが、ここは
山深い自然の厳しい所なので遭難すると大変な事になります。
氷点下数度のこの世界は、このように集団ではないと非常に危険な登山です。
いつも単独登山をしている私も冬山だけは絶対に単独登山はしません。

それにしても、日の出の美しさに感動しました。
初日の出のご来光に感動とよく言いますが、日の出は
毎日ある自然現象で、たまたま新年に日の出を観ることに意味があるの
だと思います。
私は、ご来光を拝む事は自然の摂理に感謝し、日々の生活が
始まるんだなぁ〜との感極まりない気持ちになりました。
そういう意味で、初日の出は、一年の始まりを意味しているのでしょうか？

今回の楽しみは、冷え切った身体で下山後に、地域住民のボランテァの方が迎えてくれ、
温かい雑煮（最高に美味しかった）と甘酒の振る舞いでした。
本当に楽しい登山が出来、心温まる振る舞いに地元の人に感謝の気持ちで一杯になりました。
極め付けはなんといっても、冷えきった身体を芯から温めてくれる温泉です。
しかも、雪見露天風呂です。身体が芯から温まり、雪見露天風呂を経験でき
心と身体が癒された気持ちです。本当に感謝の気持ちで一杯です。