冬の波賀城

平成２０年１月２６日

波賀城の麓にある古民家
波賀歴史伝承の家

	この古民家は、昭和初期以降の農具や 日用品を収容する民族資料館です。 築３００年以上と推定される茅葺屋根 の住宅に民具７０種、約１００点展示 しています。 数年前まで、住んでおられた そうです。日本古来の茅葺屋根も 丈夫なんだなぁ〜と感心しました。 もう一つ感心したのは、家屋に牛小屋 があったのには驚きました。いかに牛を 大切にしていたのか想像できます。牛も 家族の一員だったのですね。
雪景色の茅葺屋根の古民家は、日本の原風景 を思い出す事が出来、本当に美しかった。 昭和３０年代〜５０年頃までは普通に観られた 風景だったと思います。私の自宅も私が 高校生の頃までは茅葺屋根だったんですよ！

波賀城に行くまでの道程

	波賀歴史伝承の家と隣接する 波賀文化創造センターから、波賀城を 撮影しました。 いよいよ、目標とする雪景色の波賀城です。 車で波賀城までの林道を行くのですが、 かなりの積雪の為に、マイカーが四輪駆動 でないので無理である事がわかり、 私の車で行くのは断念しました。 そこで、波賀文化創造センターに行き 所長さんに相談したところ、忙しいにも かかわらず、波賀城史跡公園の駐車場 まで車に乗せていただきました。 本当に嬉しかったです。 この場を借りてお礼申し上げます。
右の写真が、センターの所長さんの四輪駆動に 乗せてもらい、波賀城史跡公園の駐車場までの 走行した林道です。 この様な積雪のドライブは初体験ですねぇ〜 私一人だったら、不安で雪道の走行は 無理ですね。 写真の看板が波賀城への道標です。
	無事、波賀城史跡公園駐車場に到着。 ここから、徒歩により波賀城まで行きます。 所長さんとはここで、別れることになりました。 何分、雪山単独登山？少し大げさですが、 かなり所長さんが心配され、無事下山するまで 携帯電話より連絡を取りあいながらの 行動となりました。 忙しいにもかかわらず、余計な心配もさせてしまい 本当に申し訳ありません。 長年、雪の波賀城の写真撮影が夢だったので、 夢がかなう思いで、駐車場を後にして、波賀城 へと向かいました。
波賀城史跡公園入り口の門に着きました。 波賀城が観えますね。雪の波賀城に感激！ 写真では、門から城まで近くの様に観えますが、 少し急勾配の山道を登る事になります。 やはり雪道なので、転倒すると大変です。 所長さんから、携帯電話あり異常ありませんと 報告する。心配していただいているのに感謝です。 焦る気持ちを抑え、足元に注意しながらやっと 雪の波賀城に着きました。 想像以上に、雪の波賀城の美しさに 感激しました。

波賀城下の景色

波賀城史跡公園

波賀城を訪ねてその感想

念願がかない、雪の波賀城を撮影できた事を嬉しく思います。
雪景色の波賀城は天候とか積雪量などの条件が整って初めて可能であると思います。
年に数回しかないこのチャンスを逃すことなく写真が撮れました。
そして何よりも写真撮影が可能になったのが、波賀文化創造センターの所長さんの
人力の賜物だと思います。逐次私に連絡をし、安全を確認していただいたから
こそ雪山の写真撮影を安心して出来たのだと思います。
尊いお力を頂き、人情を知り、人の温かさかさを久しぶりに体験し教師として、今回の経験は
参考になりました。