新緑の季節の奈良
世界遺産を訪問
春日大社・興福寺を訪ねて

平成28年4月30日

藤の花が咲き乱れる
春日大社（世界遺産）

近鉄奈良駅に 着いたのは１２時過ぎ です。駅前のすぐには、 興福寺がありますが、 先に春日大社を訪問 することにします。 春日山、若草山に 向かって進みましょう。 春日大社まで1.4ｋｍ です。もう少し頑張ろう。 表参道を進み南門 に１２時50分に到着。

「砂ずりの藤」を中心に周辺の景観を撮ってみました。

南門を通り抜けると、 林檎の庭に入ります。 ←（写真） 林檎の庭先には、 「砂ずりの藤」 樹齢８００年が あります。

林檎の庭から拝観手続きを済ませ、本殿へと進みます。

藤の花の紫色と、本殿の朱色の 組み合わせが素晴らしい。 快晴の天気でより一層輝いた。→ 本殿で、参拝をされてる風景。↓
	本社大杉 この杉は、樹齢千年 ともいわれ 鎌倉時代後期 （１３０９年） に描かれた絵巻物 「春日権現験記」 にその姿が描かれ ている。 杉の幹の背後には、 幣殿（８５９年）↑ が観えます。 岩本神社→ 受験合格・和歌の神様
移殿（重文）８９５年 ２０年に一度 御仮殿特別参拝 ここを通り抜け、 指示通り進むと ← 多賀神社に進みます。 藤の花が美しかった。 藤の花の紫色と 朱色のコントラスト に感銘した。 延命長寿の神様
	多賀神社の隣に 風宮神社がありました。 風宮神社：生命を司り、 罪・穢を清めるお祓いの神様
明治維新以来１４０年振りに開門！ 風宮神社を後に後殿（うしろどの） 各社参拝所→ 御本殿の真後ろにあります。 佐軍神社 杉本神社 海本神社 栗柄神社 八雷神社 ５つの神社がお鎮まりになっています。 次に、、隣接している藤浪之屋に進みます。
	万灯籠再現 藤浪之屋（重文） 藤浪の屋に入ると、薄暗い中 幾多の灯籠が薄明りを放ち、 幻想的な世界を体感した。
宝庫（重文）８０７年 宝庫と御仮殿参拝所 と隣接しています。 一回り回った所で、 宝庫・御仮殿参拝所 を横切り直会殿に 戻ります。
	宝庫・御仮殿 から観た直会殿 ← 幾多の灯籠が並び 美しい。 本社大杉側から観た 春日大社本殿です。 ← 沙ずりの藤に戻り、 慶賀門から春日大社を 後にしました。

１３時３5分に春日大社を後にし、猿沢池に着いたのは１４時２０分である。

興福寺（世界遺産）

南都を栄える藤原氏の氏寺
心のありようを説く法相宗大本山

猿沢池と興福寺五重塔

幾たびの罹災を乗り越え、 藤原氏一門の繁栄と共に 伽藍を拡充してますます栄 えた興福寺。 　その教えは、私たちの心の 奥深く問うてくる。 　阿修羅像（八部しゅうのうち) 　　　　　　　国宝→

東金堂と五重塔（国宝）	春日山、若草山を背景にした五重塔
東金堂（国宝）室町時代	三重塔

北円堂７２１年鎌倉時代（国宝）	南円堂（江戸時代）重文

春日大社と興福寺を訪問して

平城京跡に到着したのは１６時５分でした。

平城京跡（世界遺産）

第一次大極殿

第一次大極殿と朝堂院 　大極殿と朝堂院は、平城宮の中で最も重要な場所である。 国の政策を決め、元日や節句の儀式をおこない、外国の使節をもてなす宴会が行われたりした。 このとき、天皇がすわる建物が、北はしの高い所にある大国殿で、臣下は南の朝堂院にならんだ。 　平城宮には2つの大極殿と朝堂院があった。西側のものは第一次大極殿、朝堂院 と呼ばれており、奈良時代前半のものである。奈良時代後半には、東側に第二次大極殿、 朝堂院が建設され、第一次朝堂院は宴会の場となったようである。

朱雀門

朱雀門 　朱雀門は平城宮の正門。朱雀とは南を守る中国の伝説上の鳥をいう。 第一次朝堂院の南方、平城宮南面中央に位置する。東西約25ｍ 南北約10ｍの大きさで、基壇上に建ち、屋根は二重で入母屋造り。 他の宮城諸門よりひとまわり大きく、立派である。門前の広場は休日の お祝いなどの儀式の場として用いた。 　朱雀門から南へ延びる道路は朱雀大路。平城京のメインストリートで、 幅70ｍ、平城京の正門玄関羅城門までまで続く。

朱雀大路から観た朱雀門	朱雀門から観た大極殿

朱雀門から大極殿まで、ゆっくりと散策し時計を見ると１６時４７分になりました。
この辺で、奈良歴史ロマンの旅を終えたいと思います。

旅の感想