晩秋の京都一人旅
紅葉の古寺を訪ねて

平成２7年の秋

１１月21日（土）
東山に抱かれた紅葉寺を訪ねる
南禅寺・永観堂・法然院・銀閣寺を訪ねて

南禅寺



南禅寺三門にて
山門から見る今日の秋は「絶景かな」

周辺ルートマップ	散策コース
	JR京都駅から地下鉄烏丸線で 烏丸大池下車、地下鉄東西線に 乗り換え地下鉄蹴上線下車し、 そこからスタートです。 南 禅 寺 ➡ 永 観 堂 ➡ 哲学の道 法 然 院 ➡ 哲学の道 銀 閣 寺 　銀閣寺から銀閣寺道バス停 まで徒歩でゴールします。 そこから JR京都駅まで市バスです。 ※京都駅まで35分かかりますが、 紅葉の真っ盛りのこの連休3が日に 　当たっては物凄く混んでて1時間以上 　かかりました。

旅日記

京都古寺巡りの予定を決めたのは、前日の11月20日です。インターネットで検索すれば、 ベストコースも即検索できる便利な情報化社会です。今回の古寺巡りは、東山に抱かれた 紅葉寺を訪ねる哲学の道エリアです。では、皆様ごゆるりとご覧ください。

	南禅寺に到着したのは 10時過ぎです。 参詣道を進んでいくと ～ 最初に目にしたのは、 南禅寺三門です。 強大な木造建築に 圧巻です。
南禅寺三門を側面から 撮りました。☞ 南禅寺三門の隣には 紅葉の名庭である 天授庵（南禅寺塔頭） ⇙ があり、受付を済ませ 早々に紅葉狩りを 楽しみました。

天授庵
南禅寺塔頭
紅葉の名庭・枯山水の庭（本堂前庭）

幾何学模様が印象的な白砂に真っ赤な紅葉が色を添えます。

本堂前の庭は枯山水の庭で、紅葉とのコラボは素晴らしかったです。幾何学模様の美しさは 心が和み、癒されましたね。次に、書院南庭に行くことにします。

本堂前庭から書院南庭に通ずる門です。 わびさびの効いた味のある門に 癒されながら通過しました。 通過直後に観た景観が物凄く 美しかったです。紅葉したモミジが 書院を包み込んだアングルで （下の写真）今回の古寺巡りの中で 最も美しいと感じました。 そして、池の周りの紅葉も美しく心に 残る紅葉狩りを体験しました。

書院南庭
書院南庭を後にして、出口へと進みました。

	出口付近で書院に 入ることが出来、 書院内から外の 書院南庭を見ると ⇙ 素晴らしい景観に、 見とれてしまいました。 次に法堂（☞）へと進み ます。
法堂（☞）を写真に収め 次の目的地の南禅院 （名勝庭園）へと 進みます。 途中、水路閣に出会い ました。 琵琶湖の水を疎水へと 運ぶ水道橋です。

南禅院（名勝庭園）

南禅院の前庭は池を囲む紅葉した深い樹木に圧倒されました。 背後には、樹木に覆われた深い山の麓で、自然のままの姿が印象的でした。

名勝庭園（南禅寺）を後にして、予定にはなかった最勝院に立ち寄ることにしました。

水路閣に沿って、 南禅寺出口に向かう 途中、最勝院の道標 があったので、 途中、最勝院に寄る ことにしました。 早に最勝院を後にし 南禅寺三門へと 進みます。
	南禅寺三門を通過し、時計を見るとお昼 近く(11時40分）になりました。 お腹もすき、京料理を食べてみたい と思っていたのですが、 これからの予定がまだまだありますので、 そこは我慢し、次の予定地永観堂へと 進みます。

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永観堂

東山でいちばんの紅葉の名所

多　宝　塔

紅葉の境内を見下ろすように愛らしい塔が立ちます。 塔からは秋の市街も見渡せます。

永観堂へは、12時9分 に到着しました。 門をくぐると、参詣道 から見る境内の紅葉が ⇙ 素晴らしかったです。 永観堂は紅葉の名所 と聞きます。

釈迦堂

受付を済ませ、まず 釈迦堂に入りました。 室町時代の建立 とされ、本格的な 書院造りと知られる。 中庭の紅葉の様子を 撮ってみました。
	釈迦堂から、 境内の紅葉の様子を 撮ってみました。 一際目立った紅葉の 美しさに感激です。 ☜ 釈迦堂の縁側から、 唐門を撮ってみました

釈迦堂を後にして、次に多宝塔へと進みます。

順路に従って、 多宝塔に進ん でいます。 多宝塔に行く途中に、 紅葉したモミジと さっき訪問した 釈迦堂の景観が 素晴らしい。☜

多宝塔に向かって

	多宝塔に向かって 階段を上がっていく様子です。
もう少しで、多宝塔 に到着です。 見上げれば、 多宝塔の先端部分 が少し見えます。 見下ろせば、紅葉に 染まった境内の様子 が伺えます。

多宝塔にて

多宝塔に到着、眼下に広がる京都の町並みが一望できました。 また、遠くに愛宕山（924ｍ）が観え、素晴らしい景観です。

多宝塔でゆっくり過ごして、多宝塔を下り放生池周辺の境内より 色々な角度から多宝塔を撮ってみました。

放生池

放生池（楓橋）から寿橋を 撮ってみました。	放生池（弁天島・錦雲橋）の景観 放生池岸辺より撮ってみました。

境内の紅葉の様子、紅葉の美しさに幸せな気分になり酔いしれました。

やっぱり、永観堂は紅葉の名所だけありますね。 時計の針を見ると午後1時半になりました。 昼食はまだですが、次の目的地法然院に行く事にします。

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哲学の道

永観堂を出た ところです。 永観堂から、哲学の道 を通り法然院へと 進みます 途中、昼食を済ませ ました。哲学の道周辺 は、モミジが余りなく 紅葉は期待外れ でした。

哲学の道の道端に法然院の道標を確認し、法然院へと進みました。

法然院

苔むした茅葺屋根の小さな山門に、真っ赤な紅葉が重なる秋の風景は、 一幅の絵画の様に美しい。

正門から眺めた山門、通過すれば 境内の紅葉が美しい。	白砂壇と山門

法然院は二度目の訪問です。写真撮影もそこそこに、最後の訪問先である銀閣寺に へと向かいます。

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世界文化遺産
銀閣寺
（東山慈照寺）



「わびさび」の東山文化を象徴する銀閣も、秋は華やかな雰囲気に包まれます。


展望所にて

展望所	から見た銀閣寺

錦鏡池岸辺にて

錦鏡池	から見た銀閣寺

旅日記の感想

京都の古寺巡りで、四季を通して素晴らしい日本の原風景を感じます。 特に、晩秋の京都は最も美しい季節だと思います。歴史を通しても、 何百年という古くから続く庭園は月・日が経つにつれ自然の姿に近づき、 庭園も庭師の手入れより自然の力で造り上げたような感じで、 他に例を見ないような神秘さと美しさを感じます。 　紅葉の美しさは京都の雅な雰囲気を造りだし、 永遠に続くだろうこの美しさを大切にしたいものです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2015/11/23　　タッチ

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平成２５年の秋
１１月１７日（日）
比叡山・延暦寺
東塔エリア「根本中堂」（国宝）

秋深し、山野の紅葉も見事な美しさです。 今日は、比叡山延暦寺に行ってきました。 比叡山延暦寺は、世界文化遺産で 東塔エリア、西塔エリア、横川エリアからなり 比叡山の広大なエリア全体をいいます。 　その中でも、東塔エリアの根本中堂（国宝） の1200年以上消えることなく「不滅の法灯」が 灯り続けているのには感銘しました。 遠い過去から現在そして未来へと 永遠に続くであろう法灯は神秘的です。 　 　　　　平成２５年１１月１８日（月）　タッチ

不滅の法灯

比叡山延暦寺・周遊コース　

	叡 山 電 車		ロ叡 ｜山 プケ ウ｜ エブ イ ル		シ ャ ト ル バ ス		シ ャ ト ル バ ス		シ ャ ト ル バ ス
出 町 柳 駅	→ ←	八 瀬	→ ←	比 叡 山 頂	→ ←	東 塔 根 本 中 堂	→ ←	西 塔 釈 迦 堂	→ ←	横 川 横 川 中 堂

八瀬エリア（比叡山西の玄関口）
高野川（八瀬川）

	京阪出町柳で下車し、叡山電車に乗り 終点の八瀬比叡山口駅に向かいました。 八瀬比叡山口駅（写真↓） 高野川（写真←） 京都市と大津市の境、途中峠の南部を 水源とする清流で、上流域の大原の地 では大原川と呼ばれています。
急こう配に驚きました。さすが、高低差 日本一です。車窓の紅葉も見事でいた。 叡山ケーブル（比叡山駅） ケーブル八瀬駅～ケーブル比叡山駅間 1.3ｋｍを9分で結び、高低差561ｍは日本一。
	叡山ロープウエイより 空中散歩を楽しみました。眼下には 京都市内がはっきり観えました。 叡山ロープウエイ（叡山山頂駅）

比叡山山頂駅からシャトルバスバス停まで進みます。

シャトルバスバス停からのパノラマです

バス停からシャトルバスにて、東塔に向かいます。

車窓からの風景です。遠くに琵琶湖が観えます。 曇り空ではっきり見えないのが残念です。

東塔エリア

	僧侶が法華経の講義を聞き、お互いに　 問答する学問修行所の道場。前庭に ある平和の鐘（開運の鐘）を突くと、西 塔の釈迦堂まで音色が響くと参拝者に 親しまれています。　　　　　　　　　　　　 大講堂
伝教大師ご自作の本尊本尊薬師如来像 の前には、1200年以上消えることなく 「不滅の法灯」が灯り続けています。本尊や 法灯は参拝者の目の高さにあり「仏凡一如 （仏も人も一つ）という教えを表わしています。 根本中堂（国宝）
	阿弥陀如来（右） 　比叡山開創1150年大法要を記念して 1937年に建立された先祖回向の道場。 本尊に阿弥陀如来をまつり、日々念仏 回向が行われています 　　　　　法華総寺院東塔（左） 　伝教大使が全国6か所の聖地に建立した　 宝塔を総括している、根本中堂と共に 重要な信仰道場です。朱塗りの塔と 自然の緑の対照美に注目です。

西塔エリア
にない堂（常行堂・法華堂）

同じ形の常行堂と法華堂。弁慶がその渡り廊下を
天秤棒にして、二つのお堂をかついだという伝説から
「弁慶のにない堂」と呼ばれています。　　　　　　

にない堂は、比叡山延暦寺の　　 最も印象に残る景観だと感じます。　　 　今日は、穏やかな天気で、木漏れ日が 苔を照らし一際鮮やかな「にない堂」に　 感激しました。
	伝教大師ご自作の釈迦如来を 本尊とし、西塔の中心をなすお堂です。 信長の焼き討ち後、豊臣秀吉が三井寺 から移したもので、天台建築様式の代表 とされる山内最古の建物です。 釈迦堂

横川エリア
横川中堂

舞台造りと鮮やかな朱塗りの建物が印象的な横川中堂。

横川の中心となる大堂で、848年根本 観音堂として創建、本尊には、聖観音菩薩 がまつられています。信長の焼き討ちや 雷火などで焼失しましたが、昭和46年に 再建されました。　　　　　　　　　　　　　　 横川中堂
	「横川のお大師」さんと親しまれ、 「おみくじ」の発祥地です。 元山大師堂（四季講堂）
根本如法塔（→） 京都大原三千院門跡

延暦寺横川エリアの元山大師堂から根本如法塔 に向かう道中に京都大原三千院門跡を示す 石碑を発見。ガイドには掲載されていませんが、 この石碑横には参道がありました。きっと 古の時代は、この参道を進んで京都大原三千院に参拝されたの でしょうか？交通機関のない時代、比叡山の奥深い深山幽谷から 京都大原三千院まできっと大変な参拝だったんでしょうね。

峰道レストラン
（展望台より）

最終目的地の横川エリアを後に帰路途中で 峰道レストランに立ち寄り遅い昼食を済ませ、峰道レストラン 展望台より眼下に観える琵琶湖を望みました。 曇り空ではっきり観えず残念です。天気の良い日に もう一度琵琶湖を望んでみたいなぁ～と思いました。

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平成２２年の秋
１１月１９日（金）
妙心寺から金閣寺まで、きぬかけの路を通って
妙心寺→仁和寺→龍安寺→金閣寺

休日の京都は混雑していると思い、休日前の１１月１９日（金） に秋の京都古寺巡りに行ってきました。 ＪＲ姫路駅から新幹線で京都駅まで行き、京都駅から乗換てＪＲ山陰本線（嵯峨野線）で 花園駅で下車しました。時刻は午前１１時です。 目指すは最初の目的である妙心寺です。では、ごゆるりと旅日誌をご覧ください。

妙心寺（三門）


拝観できる塔頭の庭園
厳格な禅の精神の中に、心安らぐ風景がある。
禅の庭で心身をいやす。
妙心寺塔頭の退蔵院・大法院・桂春院を訪れることにしよう。

	最初の訪問先は妙心寺です。それにしても妙心寺の境内 の広さには驚きました。妙心寺では、特に庭園を中心に 紅葉狩りを楽しみました。まず退蔵院の余香苑です。 昭和の名園として名高い優雅な庭園です。   退蔵院の余香苑(写真左）)
次の訪問先は大法院です。普段は非公開 ですが、紅葉時期の特別公開です。 ここでは、緑茶と和菓子のもてなしがありました。 庭を眺めながらの一服のお茶は心が和む、大切な 一時を過ごす事が出来ました。   露地庭とは茶室に設けられた庭園をいいます。 大法院の露地庭園（写真右）
	３番目の訪問先は桂春院です。侘びの庭と言われる だけあって、質素で落ち着いた感じです。 まだ、紅葉していないのが残念です。 ゆっくり一日をこの庭で過ごすのもいいなぁ～   桂春院の侘びの庭（写真←） 　　　　　真如の庭（写真↑）

妙心寺を後にして、次の訪問先である仁和寺です。
徒歩１５分ぐらいで到着しました。　　　　　　　

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仁和寺（五重塔）

平安の時が息づく門跡寺院広大な伽藍と真言の秘宝 双ヶ岡北麓の清閑の地に、真言の教えを伝えて仁和寺が建つ。 伽藍には王朝の優美が満ち、遅咲きの御室桜は、 洛人に晩春の夢を贈る

　二王門

京の三大門ともいわれる二王門は、全面左右の脇間に
迫力のある金剛力士像が配され、御面には唐獅子が安置されている。

	二王門をくぐり、参道をまっ直ぐ直進し着きあたりが 金堂です。金堂に行く途中で、五重塔に 出会いました。紅葉と五重塔の美しさに感激！   金堂（写真←）
金堂に着き、右隣の経蔵に行きました。 塗り直された経蔵花頭窓の エメラルドグリーンが美しい。（写真→）   経蔵と五重塔（写真↑）
	次に、観音堂に行き、そこから少し下がったところで 紅葉した御室桜と五重塔写（写真←）の絶好の ポイントをみつけました。国の名勝です。 このポイントには、桜の季節にもう一度来てみたいと 思います。御室桜の満開時にもう一度撮影したいなぁ～   観音堂の中庭（写真↑）
二王門に近くまで戻り、寝殿に入りました。 写真右の回廊は昨年度訪れた大覚寺の寝殿へと繋ぐ 回廊「村雨の廊下」によく似ていることに驚きました。   御殿の中心をなす寝殿の中庭（写真↑→）
	寝殿の庭園には、南庭と北庭があり、写真（←↓）は 寝殿から見た北庭と五重塔です。 いい天気で最高の景観を頂きました。 寝殿をからの景観を見終え、仁和寺を 出ることにしました。   寝殿から観た北庭と五重塔（写真←↑）

仁和寺を後にして次に進むは
竜安寺です。徒歩で１５分位で行けますね。

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龍安寺（妙心寺の境外塔頭）

謎を秘めた「虎の子渡しの庭」、で人々は禅の世界に思いを馳せる。 石群の鑑賞石の像（かたち）、石群、その集合、離散、遠近起状、禅的、 哲学的に見る人の思想、心情によって多岐に解されている。

。

※白砂に配された１５石はどの方向から見ても１石がほかの石に隠され、全てを見ることができない。

	竜安寺の山門を通り抜けると左側に鏡容池が 観え、池の岸辺に紅葉した楓が太陽の光に 反射しまぶしいくらいに輝いた。   鏡容池（写真←↑）
石庭に向かって、鏡容池の岸辺に沿って参道を 歩き，石庭の玄関先である庫裡に到着。 石段の正面の建物が庫裡である。庫裡の前にある 木々がまだ紅葉していないのに残念ですね。   鏡容池の辧天島から岸辺を撮影写真↑ 庫裡（写真→）
	庫裡に入ると、目先に石庭が目に入った。 何とも言えない素晴らしさに感激した。 白砂と１５石の配置による単調な庭なのに、この心に残る 感銘は何処から感じるのか？   石庭
石庭の前の縁台に座り、静かに庭を眺めていました。 人それぞれ、感じ方が違う竜安寺の石庭は 日本人の心そのものだと思う。   竜安寺庭園内にある湯豆腐専門料理店「石庭」の門（写真↑） 竜安寺の庭園を眺めながら、 遅い昼食（午後３時）をとりました。（写真→）

遅い昼食を済ませ、きぬかけの路を通って
旅の最後の訪問寺「金閣寺」に向かいました。

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金閣寺（鹿苑寺）
足利義満と北山殿
俗塵を離れた山荘から寺へ

衣笠山のふところに抱かれて堂々たる威容を示す金色の三層っ楼閣・金閣は、 再建に尽力した人々の熱意によって往時の壮麗な姿を取り戻し、 600余年の時を超えて今日も鏡湖池に黄金の輝きを映す。

黒門を通り抜け、最初に目に付いたのが 鐘楼（写真→）です。紅葉との 組み合わせが何と美しいのでしょうか！   黒門（写真↑）
	拝観受付を済ませ少し進むと、鏡湖池に 浮かぶような金閣寺が目に入りました。 西日が金閣寺を照らし黄金色に輝く金閣寺に感銘した。 鏡湖池に映る金閣寺と紅葉が美しい   正面からみる金閣（写真↑） 舎利殿（写真←）
金閣寺を真横からとらえ、 圧倒的な存在感を残す。（写真→）
	金閣寺の境内を周り、少し小高い広場から 見返り金閣（写真←）を撮ってみました。   夕桂亭（写真↑）江戸時代の茶道家.・金森宗和 が好んだといわれる奇数屋造りの茶室。
今回の古寺巡りも終わりに近づいてきました。 金閣寺の出口ももう少しです。 石畳（写真→）を降りると金閣寺の出口となり、 旅の終わりとなります。

旅の感想

今回の古寺巡りは、妙心寺・仁和寺の境内の広さに 驚きました。特に妙心寺は格別で、多くの塔頭があり 中でも龍安寺の境外塔頭には驚かされた。また、龍安寺の 石庭を始め多くの庭園があり、禅の教えを垣間見ることができ 心身ともに心が和みました。

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平成２１年の秋
嵯峨野・嵐山の名所を訪ねて
大覚寺から渡月橋へ
大覚寺→祇王子→二尊院→落柿舎→常寂光寺→天竜寺→渡月橋

大覚寺
紅葉の大沢池と心経宝塔

平成２１年１１月２４日
大沢池は中国の洞庭湖なぞらえて造成された日本最古の人工林湖

	１１月２４日の月曜日に京都嵯峨野めぐりに出かけた。 わざわざ、休日を避けたのは昨年の休日に訪れた 三千院で大変な混みようでうんざりしたからです。 年休を取ってまでの京都嵯峨野巡りはあいにくの くもり空でしたが、思いで深い素晴らしい旅になりました。 左の写真を見てください、嵐山を背後に日本最古の 人口池は古の雅やかな京都を感じました。
まず最初に、京都駅からＪＲ山陰本線（嵯峨野線） に乗り嵯峨嵐山で下車し、一度雑誌で見た大覚寺の 大沢池からながめた心経宝塔の写真に感激し、 大覚寺から嵯峨野巡りにしたいと思いました。 右の写真をを見てください、私が今回の旅で一番観たかった 景観です。赤く色づいた木々と心経宝塔が 川面に映る景観に心を打たれました。 心経宝塔
	池の周囲を散策していると、川面に映る 五大堂が目につきました。 曇り空でしたが、 美しいし景観にうっとりしました。 五大堂の観月台ががはっきりとみえます。
大沢池の周囲を散策してから、大覚寺の 宸殿へと進むことにします。 いくつもの殿舎を回廊がリズミカルにつなぐ。 右の写真がその「村雨の廊下」と言います。 境内の庭で赤く染まる紅葉が美しい！
	南西から望む宸殿（写真右） 花火のようにはかなく美しい嵯峨菊は、 長い時をかけて、嵯峨の風土のなかから 生まれ育った。 嵯峨菊
御影堂（心経前殿）写真右 写真中央が舞楽台 勅封心経殿
	五大堂の観月台から大沢池を撮りました。（写真左） 水景のもたらす清々しさに感動しました！ 観月の夕べ（観月会） 中秋の名月には、広々とした川面に龍頭鷁首 （りょうとうげきす）の船を浮かべ、 琴の音が流れるなか「観月会の夕べ」が王朝 絵巻さながらに繰り広げられる。

	大覚寺の見学は正午 頃までして、次に祇王子 を訪れることにした。 写真左はその道中で 見かけた萱葺き屋根の 民家です。嵯峨野らしい 風景にうっとり！
お腹もすき、途中 京料理の素敵なお店を 見つけ嵯峨の湯豆腐 定食を頂きました。
	写真左の様に道端には 多くのお土産屋さんが 並び決して飽きることもなく 嵯峨巡りを楽しんでいます。 写真下の様に祇王寺の道標 を見つけ祇王寺に進みました。

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祇王寺

	山門をくぐると、紅葉に埋もれた茅葺屋根の 祇王寺が観えた。 古の京で、平清盛に寵愛された白拍子の祇王が幸せに 暮らしいた。ある時、仏御膳の出現で、清盛の心が仏御膳に 移り、祇王は館を追い出されることになった。 祇王寺の山門をくぐり境内の 庭を周り、竹藪を通り抜けると 草庵にたどり着きました。 なんて美しいのだろうか？ 悲しい２人の女性の精霊が この、祇王寺の境内で感 じとられた。 （祇王寺の竹やぶ）
祇王は、妹の祇女と母の刀自の３人は祇王寺で尼になり、 静かに暮らしていた。ある時、仏御膳が祇王寺を訪ね、 自分のせいで祇王を追い出したのは本意でないことを伝え、 ひどく悲しみ、自身も１７歳の若さで尼となる。 ２人の女性の哀れな物語です。 草庵に入り、吉野窓 が目につき、 その美しさに 見とれてしまった。 影が虹の色にあらわれる のを以って一名虹の窓 ともいう。 （控の間の吉野窓）

	写真左 祇王寺の境内には 平清盛の寵愛（ちょうあい）を受けた 白拍子（しらびょうし）祇王（ぎおう）の墓が あります。 並んで妹の祇女、母刀自（とじ）の墓 と平清盛の供養塔があります。
祇王寺を後にして、嵯峨巡りの 道標を見つけました。 次に近いのが二尊院なので この道標に従って 二尊院に進むことにしよう！

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二尊院

ゆるやかな石垣が続く参道。
「紅葉の馬場」という名前も納得の、見事な紅葉

	総門から「紅葉の馬場」を通り抜け、勅使門 に入るところです。勅使門で、若い女性２人と 背景の紅葉にうっとり！ 勅使門（唐門）
勅使門をくぐりぬけると、目の前に本堂が ありました。写真右
	本堂から、境内の茶席「御園亭」写真左を見学。 背景に小倉山のすその紅葉と境内の紅葉が融和し、 見事な景観を茶席にて作り上げた自然の 賜物に感動！古の平安時代の雅やかな時代に タイムスリップした気分になりました。 茶席「御園亭」を後に次の訪問地 落柿舎に行くことにしょう！写真上は 帰り道から撮った「紅葉の馬場」です。

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	二尊院を後にして「紅葉の馬場」 の参道端で西行法師の 碑を見つけてびっくりしました。 案内書にもない西行の碑です。 （写真左）
また、次に訪れる落柿舎の 傍らでも西行井戸（写真右） を見つけました。

牡鹿なく小倉の山のすそ近みただ独りすむわが心かな
　　　　　　　　　　　　　　　　西行

五月雨や色紙へぎたる壁の跡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芭蕉

私は、西行没後８００年で芭蕉没後５００年です。時代こそ違いますが、 芭蕉は西行を師匠として尊敬をしていたのではないでしょうか？ 芭蕉は、西行の足跡を追っているようにも思え、 多くの接点があり歴史ロマンを感じました。 　では、その落柿舎に行くことにしょう

落柿舎

江戸期の俳人/向井去来の閑居跡で去来が在庵の時は玄関横に蓑笠を吊 した
故事の通り現在も見られます、松尾芭蕉も何度か訪れ嵯峨日記を記す 。



柿主や梢（こずえ）はちかきあらし山

　　　　　　　　　　　　　　　　　去来


落柿舎制札（本庵の座敷に掛けてあった）

	私が、俳人向井去来の落柿舎を訪れたとき、 芭蕉の門弟服部土芳の草庵を思い浮かべました。 共に芭蕉の門人で、草庵の造りりが よく似ていることと、共に芭蕉の門人であることに 興味を持ちました。 それに対して、芭蕉が生家の裏に住んでいた 左下に続く
釣月軒の貧弱な作りに驚きました。 比べ物いならない貧弱さにただただ 驚くばかりです。 考えてみると、芭蕉は「奥の細道」の旅に出て 死ぬまでに故郷に１４回しか帰省していません。 芭蕉の人生そのものが旅であり、釣月軒は仮の 住まいであったのだろうと思います。
	落柿舎の玄関先の壁に蓑笠 吊り下げられています。蓑笠は庵の主が在宅している証を 示すみたいですね。 芭蕉も、この蓑笠を羽織り奥のほそ道に 旅立ったと思うと感極まりない気持ちになりました。

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常寂光寺


仁王門
簡素な美を持つ茅葺の仁王門に、鮮やかな赤や黄が彩りを添える
何て素晴らしい鮮やかな紅葉だろうか？この美しさに酔いしれました。


小倉山より境内の紅葉の様子

境内には塀がなく、山と共存している。
木々も立派でまるで葉が屋根の様である。

	山門から仁王門、本堂への参道には、 紅葉が鮮やかなトンネルを作る。 写真左は、山門です。
山門を通り抜け、仁王門に入る手前の仁王門 の様子です。 紅葉のトンネルをくぐりぬけるようで 素晴らしかった。
	寛永１８年（１６４１年）に建立された。紅葉で 彩られた境内に静かに佇す。 紅葉と鐘楼のコラボレーションに酔いしれました。 鐘楼（しょうろう）

　途中、竹林があり写真上のように最も嵯峨野らしい景観です。
この竹林は、嵯峨野の特徴を最もよく表す景色だと思います。
この竹林道の先が、ＪＲ嵯峨野線の踏切となります。

竹林を通り抜けると、素敵な茶屋がありましたので、
そこで少し休憩することにしょう！



茶屋で休憩をとり、最後の訪問寺天龍寺にい進みます。


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天竜寺
世界遺産

嵐山を借景にした回遊式庭園は美しく、心が和む。

曹源池庭園（曹源池より嵐山をのぞむ）

大方丈の座敷から曹源池庭園を観る。 写真右 総門 （写真中央が中門です）
	小方丈（書院）の反対側の庫裏(写真左） 多宝殿
望京の丘からみた、紅葉の 中にたたずむ多宝殿。写真右 市街を一望できる。 拝観コースを巡っている景観です。写真上
	竹林

天竜寺を後にすると、もう時刻は午後５時を過ぎ辺りは薄暗くなりました。
近くに渡月橋があると聞き、是非訪れてみたいと思いました。
江戸時代までは、渡月橋からＪＲ嵯峨嵐山駅近辺まで天竜寺の敷地内と聞き
その雄大さに驚きました。


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渡月橋

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大原三千院

平成２０年１１月２３日（日曜）
声明と念仏のふるさと
祈りの里に受け継がれる宮門跡の伝統

清浄な大気に包まれた木立の中に、
こじんまりとしたお堂がひっそりと佇む。
そのなかに静かに座する阿弥陀三尊は、
手をのばせば触れられるほど間近で、
人々に慈悲のまなざしを注ぎつづける。

参道を歩む

	午前１１時ごろ、バス停を降りると ♪きょうとー　 おーはら　さんぜんいん　 こい～にやぶれたおんなが　ひとり～　♪が聴こえ　 三千院に到着したことを実感。 道標に従って行きましょう！
バス停から徒歩１０分とは、近いなぁ～ 三千院は、京都駅から４０分ほどだが、比叡山の北麓に あたる山里は、かくれ里とよばれるにふさわしい気配が漂う。 写真右は、昔の日本の原風景を感じる。タイムスリップ したようで、温かく迎えてもらった感じである。
	呂川（りよがわ）の清らかな流れを見ながら上り坂 の参道を歩む。呂川を覆う楓の紅葉はなんて 美しいのだろう。その紅葉の美しさと、 川のせせらぎに酔いしれた！
道沿いのお土産屋の店構えも、おっとりと していて好ましい。参道を歩いていて 橋に掛けている和傘の美しさに感動した！ 和傘と紅葉の融合した美さは一際目立った
	参道を道標に従って進んでいくと、 三千院の境内が見えてきました。 塀がお城の塀の様で綺麗なぁ～
（写真右）御殿門 参道の道沿いのお土産屋さんや 紅葉した木々は三千院に、よく似合いますねぇ～ 三千院の境内に進み三千院をカメラに 収めることにしょう！

三千院は里山の宝石箱のように美しい！
境内にて

	御殿門から客殿に進みました。 写真左は、聚碧園（しゅへきえん）です。 客殿の南側から東側にかけて広がる。 山の傾斜を利用した庭みたいです！
客殿から渡り廊下を通り宸殿へと進み、宸殿から 往生極楽院を撮ったのが写真右です。 もっとも三千院らしい風景だと思います、 この風景は、安らぎを与えてくれます。和やかな 雰囲気もあり、最も美しい魅力的な景観だなぁ～ ♪きょうとー　 おーはら　さんぜんいん　 こい～にやぶれたおんなが　ひとり～　♪　 恋に破れた女性が一人寂しく、この景色を 眺めている様な感じがしました。
	往生極楽院の中から、外庭の紅葉を撮りました。 紅葉の美しさが一際目立ちました。 往生極楽院は阿弥陀三尊像（国宝）が安置され、 仏像を観ていると安らぎと静かな感動を 与えてくれた。 内部天井には船底天井画が描かれている。
有清園の童地蔵 深い苔の中に子供の姿をあらわした 愛らしい石像が点在する。 思わず、わらべ地蔵に微笑んでしまいました。 なんて、可愛いんだろう！
	境内の塀と紅葉した山々の風景。 境内は、落ち葉の絨毯で美しく飾る。 山々の風景は紅葉で美しく深い森の中にある 三千院は素晴らしい古寺だと思う。
（写真右）有清園と往生極楽院 苔で覆われた有清園と往生極楽院の 組み合わせは何とも言えない美しさがある。 木漏れ日から苔が、輝いた瞬間です。
	三千院の西方門から出る瞬間、紅葉の 真っ赤に輝く景観ににびっくりしました。 また、門から出た所の寺の建物と 紅葉の組み合わせにその美しさに 酔いしれました。

大原三千院を訪ねて

三千院は、市内から離れ山深いところにあり静かで安らぎを
与えてくれます。
三千院と言われるようになったのは、明治の初めの頃だと聞き驚きました。
自然の中にある大原三千院は優しく手を差し伸べてくれる、
魅力的な寺だと思います。


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晩秋の京都一人旅
紅葉の古寺を訪ねて
平成１９年１１月２４日（土曜）

東福寺

通天橋

	三門「国宝」 １１月２４日早朝姫路駅を新快速で京都に向かって 出発、京都に着いたのが１０時過ぎです。京都駅から JR奈良線に乗り最初の駅（東福寺駅）で下車しました。 東福寺駅で下車すると、大勢の乗客で駅構内で 立ち往生しました。三連休と紅葉の最盛期の為 仕方ないと諦める。まぁ～じっくりと紅葉狩りを 楽しもうか？そんな思いで、東福寺に到着。 六波羅門から寺に入り、まず三門を撮影しました。
通天橋からの紅葉をカメラで撮影するのが 目的なので、通天橋拝観受付を済ませ長い列に 並びました。まるで万博の人気パビリオン に並ぶような長い列です。写真右は、長い列に並んでいる ところの様子で、本堂前から撮影したものです。 写真に写っている多くの人たちは、ほとんどが並んでいる 人たちです。
	やっと、通天橋まで来ました。 通天橋から庭を覗くと美しい紅葉の、 燃えるような赤に感激しました。
通天橋から、臥雲橋を望む。 渓谷・洗玉澗（せんぎょくかん）の紅葉が 素晴らしい。
	黄金色に染まる珍しい三ツ葉楓は 聖一国師が宋から伝えた 唐楓（とうかえで）といわれています。
紅葉の名所といえば、通天橋の下に広がる 「通天もみじ」の東福寺だ。映画やドラマ のシーンにも多用されているので、 どこかで必ず見たことがあるはず。 まるで赤く燃える雲海の上を歩いている ような感覚に、何度でも足を運びたくなる。
	通天橋を下り、渓谷・洗玉澗に向かう途中に 先ほど通った通天橋を撮影しました。 燃えるような赤く染まる紅葉と通天橋との 組み合わせが何ともいえない美しさを感じる。 ところで、写真に写っている通天橋を渡っている 人々を観て下さい、人の多さに驚かれたでしょう？ おしくらまんじゅうの中での、紅葉狩りでした。 三連休でしかも紅葉の一番の見ごろですから 仕方ないのでしょうかねぇ～
京都は、本当に混雑していますが、魅力を 感じる古都でこんな混雑していても、もう一度 訪れたくなります。 それにしても渓谷・洗玉澗の紅葉は すばらしいですねぇ～ 赤く染まったもみじが、京都の雅な 世界をより一層、記憶に残りそうな 旅になりそうです
	拝観手続きを済ませ、通天橋に入りかかった 所を庭側から撮影したものです。 拝観受付もこの辺りで、出口もそこになります。 余りにも美しい庭園なので、もう少し紅葉狩りを 楽しむ事にしました。
殿鐘楼（でんしょうろう）かな？写真撮影 しているときは、どんな建物か歴史等まったく 関心ありません。ただ美しさのみ追いかけて 撮り続けています。有名なお寺は沢山の建物があり 本当に迷ってしまいます。 紅葉の美しさと古寺のわび・さびを 求めて次に訪れるのは一番の目的地である 法然院です。時刻もお昼近くになりましたが、 東福寺を後にして法然院に行く事にします。

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法然院


山門

	東福寺を後にして、哲学の道沿いに歩き、 法然院に到着、山門前の石垣からの撮影。 ここは、総門から茅葺きの山門に いたる参道は、欲と聖の結界を示 すかのように、静寂さに満ちている。
周辺は、午後一時過ぎで晴天に もかかわらず、参道の両側には藪椿が 生い茂り薄暗い空間である。 静寂なこの空間は、私の邪悪 な心を清めているように感じた。
	白砂壇（びゃくさだん）苔むした茅葺きの 山門が美しい。 自然の散華に彩られた白砂壇 山門をくぐると、参拝者を２つの白砂壇が 出迎える。庭に植えられた楓の紅葉した 葉が、白砂壇の上に降り落ちて、 自然の荘厳（しょうごん）となって供えられる。 砂紋は、手入れにかかわる僧の 創意によって、自然をモチーフにして、 さまざまな模様に描かれる。４～５日に 一度、砂紋は描きかえられる。
一面に群生する深い苔を写す。 うつろう木漏れ日や降り積もった 紅葉などは、苔に描かれた絵画の 様に見える。
	法然院は、参道の両側に藪椿が生い茂る 静寂した世界であった。余り有名ではない このお寺には、私の理想とする山深い古寺 であります。わび・さびの感じるこの小さなお寺は 心を癒してくれる素敵なお寺だと思いました。 仏教の信者ではないのですが、茅葺きの山門 を観ていると本当に心が癒される思いです。 きっと日本人のDNAが蘇り、心が癒されるん でしょうねぇ～　　そんな思いで、法然院を 後にしょうと思います。その前に遅くなった 昼食をとることにします。時計はもう２時を 過ぎました。勿論、昼食は京料理に 決まっているでしょう！

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清水寺

日の入りの清水寺

夕暮れ時の清水寺の様子

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