国内旅行

奈良県桜井市初瀬（はせ）にある真言宗豊山派の総本山。
長谷寺（ちょうこくじ）とも天武天皇の病気平癒　（へいゆ）を祈って,　
川原寺の僧道明が銅版法華説相図を作って安置したものに始まり、
７２７年徳道上人が十一面観音像を作り観音道場を建てたのが現在の長谷寺といわれる。
西国三十三所観音霊場の第八番札所。
のち新義真言宗の根本道場となった。本堂は舞台作りの大建築。ボタンの名所。　

　五重塔の四季

春　　　　　　　五重塔	桜春霞の五重塔いまから約１３００年前、道明上人が銅版法華説相図を安置したのは、現在の五重塔付近。華麗な桜と塔を淡い霞が包む幼想的な風景は、神の国を思わせる。長谷寺は一名「花のみてら」とも呼ばれ、桜は吉野と並び千年来の名所になっています。舞台造りの代表建築といわれる本堂から眺めた五重塔と桜が調和が取れ見事でありました。
牡丹唐の皇后・馬頭夫人（めずぶじん）の献木を、今に植えついだもので「東洋一の長谷寺の牡丹」といわれています。唐の皇后・馬頭夫人（めずぶじん）の献木を、今に植えついだもので「東洋一の長谷寺の牡丹」といわれています。登廊の両側を中心に、本坊、東参道など境内各所に点在する牡丹園には、現在約150種、7000株が植えられています。見ごろは4月下旬から5月上旬。茎は高さ0.5～1.8mの落葉低木。花は、赤・白・ピンク・紫などがある。園芸品種が多い。根の皮は薬用。の両側を中心に、本坊、東参道など境内各所に点在する牡丹園には、現在約150種、7000株が植えられています。見ごろは4月下旬から5月上旬。茎は高さ0.5～1.8mの落葉低木。花は、赤・白・ピンク・紫などがある。園芸品種が多い。根の皮は薬用。	初夏本堂を望む
晩秋繋屋	ぼんぼりを吊るした登廊が三折れしている、一折れ地点から写したもみじの紅葉である。本堂へと誘うのであるが、ひときわ紅葉が美しかったのでカメラに収めた。
ぼんぼりを吊した登廊が三折れして、山腹にはりだし巨大な本堂（重文）へと誘う。本尊（重文）は身の丈１０mをこす十一面観音立像。地蔵の様式をあわせ持つ特異な姿から「長谷寺式」と呼ばれる。　　　　　　　　　　　　　　　本堂の舞台から見下ろす谷は万葉人が愛した「隠国（こもりく）の初瀬」の情感をたたえ、能満院、大師堂、奥の院、五重塔などを配した起伏にとんだ境内は、四季それぞれの色合いを見せて美しい。この写真は、登廊の側面から写した冬の雪景色である。	冬下登廊と仁王門