御岳山登山
3067m
大らかな裾野を引く、気品あふれる独立峰
そのボリュームのある山は、それだけで一王国を形成している。
一個の山として、これだけの図体の大きい存在も稀である。
2010/09/25 (土)
最高峰の剣ヶ峰からは、眼下に二の池、北には継子岳(中央から右寄りの高み)が望める。
二の池はエメラルド色の輝きをたたえた、日本最高地点の火山湖である。
かつて行者が開いた歴史ある登拝の道をたどる。
行 程
田の原駐車場(7合目・標高2200m) → 御岳頂上奥社遥拝場(ご来光) → 8合目石室 → 王滝頂上(2936m)
→ 剣ヶ峰(標高3067m) → 二の池 → 九合目・覚明道 → 八合目・女人堂 → 行場小屋 → 飯森駅(2130m)
主 催 | 関西ツーリスト(山歩きの会) |
参加メンバー | 男・女計33名 |
遥拝場(写真左)に着いたのは 5時半ですね。 ただ今の気温が8℃と聞き、いきなり真冬に戻ったよです。 本来なら、ここでご来光を望むのですが、 無理みたいね。 |
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遥拝場を後にして、次の休憩地の八合目石室避難小屋 に向けて頑張って行きましょう!。 途中、大江権現を通過している様子です。 5時46分通過 |
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少し列が途切れて、小休憩している様子です。 列が整ったところで、登山の開始です。 頂上付近に次の休憩所である八合目石室避難小屋が 微かに観(写真下)えますね! 剣ヶ峰まで2075m 6時01休憩 |
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樹林帯から灌木(はいまつ)に変わりましたねぇ〜 表札にライチョウの生息地とありました。脅かさないように 静かに登りましょう〜 あかっぱげを通過しているところです。 眼下には、スタート地点の田の原登山口駐車場が はっきり観えますね。(写真右) 6時4分通過 |
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金剛童子(写真下の石碑)を通過しているところです。 この辺りが森林限界地点です。 振り返って観ると田の原登山口駐車場が雲の 下に観えますね。 剣が峰まで1814m 6時22分通過 |
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八合目石室避難小屋に到着しました。出発してから 一時間の経過です。寒さも随分堪えています。 一番疲れているところかな? もう少し頑張って行きましょう! 6時38分到着 |
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富士見石を通過しているところです。 ここから、富士山が観えるのかな? 着になりますねぇ〜しかし、下山時に9合目付近で 富士山が観えましたよ! (写真左)王滝頂上山荘が観えますね!もう少しです 7時01分通過 |
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一口水で少し休憩です。確かに、雪解け水が わずかですが湧いています。 飲めるのかなぁ? この辺りから、台風の影響でかなりの 強風です。寒さも加わり 少し心配になってきました。 7時19分到着 |
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9合目避難小屋を通過している様子です。 目の前に、王滝頂上山荘が観えてきました。 もう少しです!頑張りましょう。 7時41分通過 |
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王滝頂上に8時に到着しました。 かなりの寒さに参りましたね。 汗が寒さのために身体を冷やします。 王滝神社で小休憩し、いよいよ頂上の 剣ヶ峰にアタックです。写真はアタック開始 の様子です。 8時33分に王滝頂上を出発 |
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山頂の剣ヶ峰が観えてきました。 寒さのために手が凍えそうです! 手袋を忘れてきたのが堪えました。 写真からも、お分かりでしょうが、かなりの 強風です。吹き飛ばされると大変なことになります。 一歩一歩前進しましょう! |
やったぞ〜 御岳山頂上だ!9時03分登頂
頂上からの展望
山頂からの大パノラマ
写真中央の下側部分に王滝頂上が観えます。
そして、その雲の下部分にはスタート地点の田の原登山口が観えます。
頂上からの様子を色んな角度から撮ってみました。
北アルプスの槍ヶ岳が観えました! 槍の穂先が観えて感激です。 |
二の池のエメラルドグリーンが美しい 池の向こう側の山は継子岳(2859m)です。 |
遠くに、王滝頂上と雲の下に田の原登山口そして、 麓の集落が一望できます。 |
地獄谷で、写真中央下は噴煙を上げている様子です。 |
下山の様子
山頂に着いてからは、嵐も去り 絶好の登山日和となりました! 気温も上昇し素晴らしい山頂での一時を 過ごす事が出来て良かったですね! わずかでしたが10分間山頂で過ごし、9時14分に 下山となりました。 |
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頂上から観た二の池です。 まだ、残雪が残っているのに驚きました。 万年雪になりそうですね! 遠くでみるとエメラルドグリーンですが、 近くで観るとそうではありませんね! 写真下は、二の池から観た頂上の様子です。 |
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二の池を後にし、下山開始です。 目指すは、次の休憩地九合目の覚明堂です。 その道中で、前を歩いていた登山者が しきりにカメラのシャッターを切っていましたので、 聞いてみると富士山が観えるそうです。 思わず、私も富士山がある方向を教えてもらい 富士山を撮ってみました。 |
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素晴らしい天候に恵まれ、快適な下山となりました。 写真(右)は小休憩をしている様子です。 眼下には、スタート地点の田の原登山口と麓の集落が 展望できます。次の休憩所は、八合目女人堂です。 頑張って下山しましょう! 午前10に覚明堂に到着 |
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覚明堂を後に、下山をしていると 岩場だけの様相から灌木地帯へと変わってきました。 紅葉したナナカマドとその赤い実が見事です。(写真下) 紅葉している9合目付近の様子です。(写真右) さっき休憩した明確堂が観えますね。 |
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八合目女人堂に11時半に着きました。 ここで、昼食をとることにします。朝が早かったので、 昼食まで長く感じましたね。女人堂の背後には 悠久の御岳全景が伺えます。 女人堂を12時過ぎに出発し次の目的地は7合目の 行場山荘です。頑張って行きましょう! 八合目女人堂 |
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7合目の行場山荘12時20分に着きました。 写真左に写っている黄色いTシャツと黄色い鉢巻をした人 がリーダーです。なんとなく「播磨の山を歩く会」のリーダー のカツミさんに似ていると思いました。 ここの名物がきな粉をまぶした力餅で、 食べたかったのですがねぇ〜 いよいよ、最終目的地である 御岳ロープウエイの飯森駅です。 頑張って行きましょう! もう少しです。 |
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12時35分に最終目的地である、 御岳ロープウエイの飯森駅に着きました。 出発したのが午前5時半ですから、 7時間の山歩きとなりました。 お疲れ様! |
旅の感想
御岳山は霊峰・独立峰です。今までに登頂した
富士山・大山も同じ霊峰・独立峰になりますね。
その中で、御岳山は一番ボリュームのある図体の大きい
山だと思いました。
そして、これ程宗教色が豊かな山もないと思います。
所々に神社が祭られ、御岳全体が御本尊の様にも思いましたね。
今回の登山は、少し台風の影響もあり頂上付近は
かなりの強風で吹き飛ばされると大変な事態になってたと思います。
寒さも加わり少し不安にもなり、雨でも降れば最悪です。
幸い嵐も治まり、気温も上昇し快適な登山になりました。
リーダーはかなりの神経を使ったと思います。
勿論、天候やすべても面も安全な登山になるよう十分な登山計画も
されてたと思います。全員が無事に登山を終えることができ、
やれやだったと思います。
本当にご苦労様です。有難うございました。
しかし、この後、御岳明神温泉・レストハウス木曽路の案内や
大阪までのバスの乗務員の仕事が待っています。
大変忙しいですが頑張ってくださいね。
楽しい山旅ができましてありがとうございました。
タッチ
2010/10/03 (日)