兵庫県宍粟市

秋


２０１０年１１月２１日
もみじ山（最上山公園）


　最上山公園・もみじ山には日本、スイス、ロシア、カナダなど世界各国のカエデ約４００本が植栽されています。毎年１１月下旬頃もみじまつりが開催されステージイベント、ビンゴゲーム、福引き、甘酒の接待などが行われます。 最上山公園はひょうごの森林浴場50選に選定されており、春の桜、秋の紅葉の時期には園内がライトアップされます。最上山の山頂には中世に赤松氏が築いた最初の城・篠の丸城跡などの遺構が残されており、中腹にある展望台からは山崎町の町並みが一望できます。

もみじ山の様子です
   
   


赤・黄・緑が鮮やかで、雅な世界に！

   
   


紅葉した巨木がそびえ立つ

   
   


空を見上げれば！

   
   


もみじ山（最上山）
篠の丸城跡より山崎の町を一望する。

写真中央に中国自動車道が観えます。

　もみじ山は、世界各国のカエデを植栽されています。したがって、日本にはない
鮮やかな紅葉にビックリすることでしょう！　その鮮やかさに、まるで別世界に行っ
たような感覚を覚えます。もともとこのもみじ山はただの雑木林で、当時の市長に
より町民の反対を押し切って数億円をかけてこのもみじ山を造ったそうです。今では、
評判が人伝に広がり町民はともかく県内外から年々訪れる観光客が増えて、沢山の
人々でもみじ山はにぎやかになりました。



　　　　播州山崎　

初夏


花菖蒲園

面積：　６０,０００㎡　　本数：１００万本


　

園内の様子

花菖蒲の数々

園内で見つけたササゆり

播州山崎菖蒲園を訪ねて

　百万本の花菖蒲が、里山の山間に咲き乱れている風景は心に残る美しさを感じる。
公園は人工でなく休耕田を利用したと聞きます。菖蒲園を管理しているのは里山の人々で
優しさと親切さが伝わり、より楽しく園内の散策が出来たと思います。
花菖蒲の美しさに感銘し、このように育てられたのは村人の愛情ではないでしょうか？
　私が特に感銘したのは、園内に咲いていた可憐なササゆりです。ササゆりは、里山に自生
している最も育てるのが難しい植物で、貴重な植物ではないのかと思います。
最初は、乱獲により減少したのかと思いましたが、減少した最も大きな原因は里山の荒廃が
だと聞きます。昔は里山に入り柴刈りをして、山の恵みを受けそれが自然と山の手入れ
に繋がった訳です。時代は燃料に灯油やガス・電気に変わり昔のように里山に入らなくなり、
山々は荒廃するばかりになり、ササゆりは減少していったのです。
　まさしくササゆりは人との関わりが大切で里山との共存共栄だったのです。
普通に里山にはササゆりが咲き乱れていた遠い昔には戻ることは出来ませんが、
ここ播州山崎の花菖蒲園には里山で暮らす人々の愛情からササゆりが
所々に自生してきたのでしょうね、昔のように村人の里山に対する愛情を感じる旅でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2007年7月12日 木曜日　タッチ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



2007年7月12日 木曜日　タッチ