剣山

剣　山

１９５５ｍ

２００７年１０月２１日登頂

登山日誌

　１０月２１日（日曜）午前７時半剣山登山口より
剣山を目指して出発。天気は快晴で登山日和
である。頑張って行きましょう。
登山口の標高はすでに１４２０ｍあります。
登山リフトを利用すると１７５０ｍまで１５分
で一気に登ってしまいます。私は登山リフト
を利用しなくて登ることにしました。
　まず、登山リフトの終着駅である西島駅を目指して、いざ出発。この階段をまっすぐ進むと劒神社に到達します。登山ルートは途中右折するはずだ！

山頂まで４０００ｍであるが、取りあえず登山リフト西島駅まで１４２０ｍが目標だ！クマに注意の看板に少し緊張感が漂う。無事を祈りながら、進んで行きましょう

ウリハダカエデ（カエデ科）である。まだ紅葉してないようである。本来なら紅葉すると鮮やかな色になるんじゃないでしょうか？

イヌブナ（ぶな科）である。山麓で一番多い樹木であると思う。周辺はうっそうと茂る原生林で薄暗く感じる。

コハウチカエデ（イタヤメイゲツ）カエデ科である。少し黄色に紅葉したように思う。まだまだ紅葉には程遠いかな？すこし残念です。

ここは、海抜１５００ｍの地点で、西島駅まで９３０ｍである。眼下に登山リフトが見えます。このリフトの到着駅が目指す所の西島駅で、もう少し頑張って行きましょう！

ここは海抜１６００ｍの地点です。西島駅まで後４００ｍである、登山口から１０００ｍ進んだことになります。少し休憩をしょう！地面を見ると霜柱を発見。今朝の気温が氷点下１度であった事に納得。

タラの木（ウコギ）科ですね。タラの芽を天ぷらにするときっと美味しいでしょうね～

うっそうとした、大木が生い茂る原生林の登山ルートであったが、木々も徐々に低木になっていき周辺も明るさが増していきました。
第一目標の登山リフトの西島駅まで１７０ｍである。
今回の登山は非常になだらかな登山道で、余り
疲れることなく進んでいるようだ！

オオカメの木（ムシカリ）すいかずら科です。赤い小さな実をつけ非常に美しかった。この辺りから視界が開け、非常に美しい景色を与えてくれました。登山をしてよかったなぁ～と思う瞬間です。以下の写真はこの周辺の光景です。

初めてまじかに観えた剣山です。感激しました！
写真左側の建物は、頂上ヒュッテか雲海荘です。
この建物の少し突起した山の部分が剣山の頂上付近です。写真は逆光になりますので、撮影場所からすると東方向になるのかなぁ～
今回の登山目標の剣山をまじかに観て、より
一層ファイトが沸いてきました。

剣山頂上に続いている山を撮影しました。この写真の中央に写っている山が「ジロウギュウ」１９２９ｍ
の山です。この時点では、ジロウギュウに登る計画はしていませんでしたし、そもそもジロウギュウという山もこの時点では知りませんでした。
剣山頂上で、知り合った老夫婦の登山家にジロウギュウの事を教えてもらい私もこの山に登る事にしました。

海抜１７００ｍの道標と、バックの光景に
剣山山頂が写っています。
ここからの標高差は２５０ｍになりますね！
この辺にキャンプ場があります。水はおそらく
西島駅の水道を利用するんですね！こんな高いところでキャンプするなんて素敵でしょうねぇ～　
第一目標の登山リフトの西島駅まで、５０ｍ
の距離です。

登山リフト西島駅にて

１７５０ｍの地点

	ついに、第一目標の登山リフト西島駅に到着。この地点で、標高１７５０ｍあります。登山リフトを利用される登山者は、実際にはここが出発地点になります。したがって、２０００ｍに近い剣山ですが実質２００ｍほど登るだけですね。こんなに高い山でも本当に便利な山登りです。目の前に観えるのが剣山ですね！もう少しの頑張りです。
西島駅で少し休んでから、出発したいと思います。早朝の為、まだ登山リフトの登山者は来ていないようで大変静かです。眼下には観えませんが、出発地点の見の越です。山の向こうには、徳島自動車道の美馬ＩＣ、そして遠く讃岐山脈そして坂出ＪＣ、瀬戸大橋と続くのです。瀬戸内海が観えても良いのですが無理でしょうかねぇ～私が自宅に帰るルートとなりますね。方向としては、瀬戸内海を超え大山が観えたとの噂を聞いています。
	色んな登山ルートを示している道標です。これを見ていると本当に迷ってしまいねぇ～コースは、大きく分けて三つのコースがあります。最短距離の「尾根コース」９６０ｍで約４０分、次に「大劒コース」１３６０ｍで約１時間、最長コースの「遊歩道コース」１９５０ｍで約８０分のコースです。
迷ったあげく、立派な鳥居（登山口）を通る、コースが大劒コースだったのでこのコースにしました。大劒神社（６２０ｍ）経由なので、これを目印に頑張って行きましょう！予定では、約一時間で頂上です。
	登山道も整理され、平坦な道に非常に快適な登山が出来ました。少しずつ剣山が近づいて来ています。剣山の尾根も紅葉が大分進んでいるようです。足取りも軽く、快適な登山です。疲れなど全然感じません。
剣山頂上へ１２７０ｍ（大劒神社経由）の方向です。間違わないように行きましょうね！大劒神社を目標に進んで行きましょう。相変わらず平坦な登山道でハイキング気分です。
	標高が高くなるにつれ、紅葉も華やかな色合いになってきたと感じます。山頂付近の建物もずいぶん近くになりました。頂上も近いようですね！
頂上まで、１０００ｍです。まったく平坦な登山道の為山登りしているような気分になりません。本当に楽チンな登山ですね！２０００ｍ近い山登りをしている気分にではなく、ハイキングしている気分で一寸調子が抜けます。しかし、剣山は２０００ｍ近い山なので山の天候には最新の注意が必要だと思います。決して油断することなく気を引き締めて進みましょう。
	予定通り、大劒神社に着きました。少し気になるのですが、登山口の劒神社そして、ここの大劒神社、そして頂上の劒山本宮宝蔵石神社と3つもあるのです。立地的に登山口、頂上とすると大劒神社はその間です。何か関係あるのですかねぇ～登山には関係ないのですが、平家落ち人伝説にも剣山の事が出てきますので非常に気になります。そんな思いで、頂上を目指す事にします。
大劒神社から、頂上まででの距離が７６０ｍです。ここからが、急斜面になっています。頂上まで、少し大変ですが最後の力を振り絞って頂上まで一気に進んで行きましょう！
	海抜１８００ｍの道標を見つけました。頂上までの最後の勾配です。今まで、非常に楽な登山だったので平気です。休まず、一気に頂上に行きたいものですね。
頂上へ２００ｍの道標を見つけました。頂上はもう道標からでも観られます。　　　　ついにゴールです！

剣山山頂

剣山山頂の風景


	剣山山頂で、一組の老夫婦にお会いしました。頂上での写真を撮っていただき、今後の予定をお話しました。剣山登頂が目的で、これから下山すると老夫婦に話したところ、登山者は普通は剣山とジロウギュウ１９２９ｍを登山しますよとのアドバイスを頂きました。老夫婦もこれからジロウギュウへ登山されるそうです。往復2時間で十分ジロウギュウまで行けます。私は、まったく予定していなかったのですが、ジロウギュウまで、剣山から縦走でなだらかな登山道なので私もジロウギュウまで登山する事にしました。 ←ジロウギュウ１９２９ｍ

剣山山頂で、一組の老夫婦にお会いしました。
頂上での写真を撮っていただき、今後の予定を
お話しました。
剣山登頂が目的で、これから下山すると老夫婦
に話したところ、登山者は普通は剣山とジロウギュウ
１９２９ｍを登山しますよとのアドバイスを頂きました。
老夫婦もこれからジロウギュウへ登山されるそうで
す。
往復2時間で十分ジロウギュウまで行けます。私は、
まったく予定していなかったのですが、ジロウギュウ
まで、剣山から縦走でなだらかな登山道なので私も
ジロウギュウまで登山する事にしました。
←ジロウギュウ１９２９ｍ

ジロウギュウ１９２９ｍ山頂

剣山からジロウギュウ縦走

	剣山山頂からジロウギュウまで縦走する事を決意しました。午前10時快晴より条件もいいし、見ていても簡単にいけそうに思いました。目的は、写真中央に写っているジロウギュウです。 ※軽装で登山した為、頂上は寒風が吹き寒さに堪え、本来ならウインドブレーカーを用意していないといけなかった。応急処置として雨合羽で代用しました。かっこ悪いですねぇ～もう冬の装備が必要だと感じた。
剣山からまず、下っていきます。剣山登頂は、楽々行けましたので、体力も充分にあります。剣山だけの登山であれば少し物足りなかったかも知れません。老夫婦も先にジロウギュウに行ったようである。
	縦走は、高原を行くようでそよ風が心地よく感じとても気持ちのいい山歩きが出来ました。それにしても景色もいいし、心地よい登山ですねぇ～足取り軽く、どんどんジロウギュウに近づいているような気がします。
最後の難関です。心地よい縦走から、登りに入りました。とはいっても、たいした登りでもありません。今回の登山はそんなに体力を使わなかった。
	ジロウギュウ山頂です。背後に観える山は、縦走の出発地点である剣山です。こう観ていると剣山は、名前に似あわずなだらかだなぁ～と強く感じました。
ジロウギュウでしばらく休憩し、この剣山登山の終了をしまして、下山に入る事にします。Uターンしてもう一度、剣山に向かって進む事にします。遠くに観える山が剣山です。剣山につくころは、正午近くになり昼食をとり今回の登山を終えたいと思います。

剣山登山を終えての感想

今回の剣山登山は非常に楽な登山だったと思います。登山口まで１４００ｍ
そこから登山リフトを使うと一気に１７００ｍ近くまで進みます。２０００ｍ
近い山ですが、登山経験なしでも充分楽しめる山ではないでしょうか？
とはいっても２０００ｍ近い山なので、天候の予想がつきません。
装備だけは、しっかりと用意しておく必要があると強く感じました。
剣山山頂では一組の老夫婦の登山家にジロウギュウの事をお聞きして、
計画していなかったジロウギュウ登山をしたことにより一層
充実した登山になりました。旅先での出会いは年齢を超えた
素晴らしいものがあり、旅で得られる貴重な経験をしたと思います。
やっぱり山はいいなぁ～と思います。非現実社会に自然と一体となり
現実社会に備えるのです。仕事に潤いを与えてくれる唯一の趣味になりそうですね！

2007年10月21日
タッチ

	ついに、第一目標の登山リフト西島駅に到着。この地点で、標高１７５０ｍあります。登山リフトを利用される登山者は、実際にはここが出発地点になります。したがって、２０００ｍに近い剣山ですが実質２００ｍほど登るだけですね。こんなに高い山でも本当に便利な山登りです。目の前に観えるのが剣山ですね！もう少しの頑張りです。
西島駅で少し休んでから、出発したいと思います。早朝の為、まだ登山リフトの登山者は来ていないようで大変静かです。眼下には観えませんが、出発地点の見の越です。山の向こうには、徳島自動車道の美馬ＩＣ、そして遠く讃岐山脈そして坂出ＪＣ、瀬戸大橋と続くのです。瀬戸内海が観えても良いのですが無理でしょうかねぇ～私が自宅に帰るルートとなりますね。方向としては、瀬戸内海を超え大山が観えたとの噂を聞いています。
	色んな登山ルートを示している道標です。これを見ていると本当に迷ってしまいねぇ～コースは、大きく分けて三つのコースがあります。最短距離の「尾根コース」９６０ｍで約４０分、次に「大劒コース」１３６０ｍで約１時間、最長コースの「遊歩道コース」１９５０ｍで約８０分のコースです。
迷ったあげく、立派な鳥居（登山口）を通る、コースが大劒コースだったのでこのコースにしました。大劒神社（６２０ｍ）経由なので、これを目印に頑張って行きましょう！予定では、約一時間で頂上です。
	登山道も整理され、平坦な道に非常に快適な登山が出来ました。少しずつ剣山が近づいて来ています。剣山の尾根も紅葉が大分進んでいるようです。足取りも軽く、快適な登山です。疲れなど全然感じません。
剣山頂上へ１２７０ｍ（大劒神社経由）の方向です。間違わないように行きましょうね！大劒神社を目標に進んで行きましょう。相変わらず平坦な登山道でハイキング気分です。
	標高が高くなるにつれ、紅葉も華やかな色合いになってきたと感じます。山頂付近の建物もずいぶん近くになりました。頂上も近いようですね！
頂上まで、１０００ｍです。まったく平坦な登山道の為山登りしているような気分になりません。本当に楽チンな登山ですね！２０００ｍ近い山登りをしている気分にではなく、ハイキングしている気分で一寸調子が抜けます。しかし、剣山は２０００ｍ近い山なので山の天候には最新の注意が必要だと思います。決して油断することなく気を引き締めて進みましょう。
	予定通り、大劒神社に着きました。少し気になるのですが、登山口の劒神社そして、ここの大劒神社、そして頂上の劒山本宮宝蔵石神社と3つもあるのです。立地的に登山口、頂上とすると大劒神社はその間です。何か関係あるのですかねぇ～登山には関係ないのですが、平家落ち人伝説にも剣山の事が出てきますので非常に気になります。そんな思いで、頂上を目指す事にします。
大劒神社から、頂上まででの距離が７６０ｍです。ここからが、急斜面になっています。頂上まで、少し大変ですが最後の力を振り絞って頂上まで一気に進んで行きましょう！
	海抜１８００ｍの道標を見つけました。頂上までの最後の勾配です。今まで、非常に楽な登山だったので平気です。休まず、一気に頂上に行きたいものですね。
頂上へ２００ｍの道標を見つけました。頂上はもう道標からでも観られます。　　　　ついにゴールです！

	剣山山頂からジロウギュウまで縦走する事を決意しました。午前10時快晴より条件もいいし、見ていても簡単にいけそうに思いました。目的は、写真中央に写っているジロウギュウです。 ※軽装で登山した為、頂上は寒風が吹き寒さに堪え、本来ならウインドブレーカーを用意していないといけなかった。応急処置として雨合羽で代用しました。かっこ悪いですねぇ～もう冬の装備が必要だと感じた。
剣山からまず、下っていきます。剣山登頂は、楽々行けましたので、体力も充分にあります。剣山だけの登山であれば少し物足りなかったかも知れません。老夫婦も先にジロウギュウに行ったようである。
	縦走は、高原を行くようでそよ風が心地よく感じとても気持ちのいい山歩きが出来ました。それにしても景色もいいし、心地よい登山ですねぇ～足取り軽く、どんどんジロウギュウに近づいているような気がします。
最後の難関です。心地よい縦走から、登りに入りました。とはいっても、たいした登りでもありません。今回の登山はそんなに体力を使わなかった。
	ジロウギュウ山頂です。背後に観える山は、縦走の出発地点である剣山です。こう観ていると剣山は、名前に似あわずなだらかだなぁ～と強く感じました。
ジロウギュウでしばらく休憩し、この剣山登山の終了をしまして、下山に入る事にします。Uターンしてもう一度、剣山に向かって進む事にします。遠くに観える山が剣山です。剣山につくころは、正午近くになり昼食をとり今回の登山を終えたいと思います。