湯村温泉

家族旅行
2013年12月31日
 年末年始を湯村温泉で過ごす
来年は、還暦を迎える年です。長男からのプレゼントで、夫婦・長男の3人で
一昨年度、単身赴任した山陰の湯村温泉に訪れました。
年末の寒波で山陰の湯村温泉は雪景色となり、情緒溢れる旅になりました。


「夢千代日記」の舞台で知られる閑静な、いで湯の町、湯村温泉。  
緑の山の間を流れる清流春来川、川沿いの荒湯から立ち上る湯けむり、
昔ながらの温泉情緒が漂う街並み・・・・・・。           
 今も美しい情景が広がる夢千代の里。              
その風景はこの地を訪れる旅人の心をやさしく包み込んでくれました。
   

湯けむりにつつまれて
夢千代の面影が
哀歓へと誘うひととき
川も湯になるゆけむり浪漫

清流「春来川」沿いの荒湯↑


道程


姫路駅から特急「はまかぜ」に乗り播但線
で豊岡まで行き、山陰線に変わり
城崎温泉→香住→終点浜坂となります。
 姫路  城崎温泉
   

豊岡から山陰線になり、車窓は雪景色と変わり
日本海の景観が美しかった。
 香住周辺の景観→

香住駅↑

山陰線「鎧駅」の駅ホームです。
背景には美しい日本海が現れます。↓
鎧駅を通過して十数分後に余部鉄橋を
通過します。
日本海の景観が最も美しい所です。←

終点浜坂駅に着きました。
2年前単身赴任していた所です。
懐かしいなぁ〜
浜坂駅からタクシーに乗り今回宿泊する井づつやに向かいます。



宿(井づつや
玄関
全景

部屋のベランダから湯村温泉の
雪景色を撮ってみました。(←)


2013年(平成25年大晦日
夕食&年越し蕎麦

 前菜(鱈白子ポン酢・鳥賊柚子味噌和え・鰤真子旨煮) 前菜(四種) 
   
 合鉢(副ちり鍋) 酢の物(松葉蟹) 
   
お造り( 鮪トロ・鯛松側・縞鯵・ロブスター)  蒸し物(蟹入り茶碗蒸し鱶鰭添え餡かけ)
   
焼き物(但馬ビーフ炙り焼き)   御飯(鶏そろぼ添え)・香の物
   
  ←(季節のデザート) 
洋ナシ・グレープフルーツのゼリー


お凌ぎ(年越し蕎麦)


ピアノラウンジ「フローラ」・庭園

庭園のライトアップが美しい


2014年(平成26年元旦

 新年明けましておめでとうございます
料理長がおもちをついて新年を祝ってくれました。
 写真は新年を祝うおもてなし風景です。
  きな粉&餡ころ餅     おとそ     


朝食は御節料理とお雑煮でした

御節料理やお雑煮を頂き、穏やかなお正月(元旦)を迎えることができ幸せを感じました。



昨夜(大晦日)に訪れたピアノラウンジから庭園を観てみました。
日本庭園が素晴らしかったです。
このラウンジで、帰りの特急「はまかぜ」浜坂発13時30分を待つことにします。

                   旅の感想
 湯村温泉の「井づつや」は総料理長が料理の鉄人井上明彦で湯村温泉の中では
最も有名な旅館です。大晦日・元旦の宿泊でおもてなしも素晴らしかった。
おかげさまで、素晴らしい新年を迎えることができました。
本当に感謝です、この一年頑張って行きましょう。
                               2014/01/04 (土) タッチ






単身赴任を終えての帰路に湯村温泉に立ち寄りました。
2012年3月28日

兵庫県美方郡新温泉町湯から
夢千代広場にて
夢千代像の背後に見える旅館が今夜のお宿(井づつや)です

 新温泉町の高校に単身赴任して一年が過ぎます。そしてこの一年で新温泉町の高校を去ることになり、
新しい高校(自宅近く)に行くことになりました。今日は、職員住宅の引っ越しと職場の荷物をまとめ自宅に帰る道中に、
学校近くの湯村温泉に立ち寄ることにしました。
 今日は、一年の疲れをこの湯村温泉で癒そうと思います。宿は、料理の鉄人で有名な「井づつや」です。
この湯村温泉は丁度1年前に赴任先の高校に初めて訪ねたときに通過した温泉です。
そして新温泉町の高校を去ることになった今日、この一年を思い浮かべながらゆっくりと過ごそうと思います。

ではその様子をごゆるりとご覧ください。


道標に従って、まず荒湯・足湯から始め
夢千代像へと進むことにしよう。


↑ 荒湯・足湯(15m)
↑ 夢千代像(15m)
→  夢千代館(160m)
脚本家早坂暁氏が実話をヒントにして、山陰の小さな
温泉町を舞台に書き下ろしたのが「夢千代日記」です。

胎内被爆者として白血病であと3年の命と宣告された
女性が、母の残した温泉町の置屋を切り盛りしつつ、
彼女を取り巻くさまざまな人間模様を病床日記

書き記していきます。女性の名は永井左千子(夢千代)。
夢千代像から見た対岸に見える足湯(写真↓)




次に、夢千代館を訪てみました。

 夢千代館の外観と夢千代日記のポスター
 
ドラマの主舞台となった置屋「はる家」の再現(写真←) 
 
 夢千代日記に使用した衣装
 
 レトロな温泉街風景(昭和30年代)
 


夢千代日記物語コーナー

         
あんなに表日本は
晴れていたのに、
やまを抜けたらいっぺんに
鉛色の空になっている。
十一月二十日
どう書けばいいのだろう
晴れ、のち、曇り 
 何の因果で 貝殻こぎなろうた
カワイヤノー カワイヤノー
色は黒なる 身はやせる
ヤサホーエイヤー 
ホーエヤエーエ
ヨイヤサノサッサ 
ヤンサノエー
 ヨイヤサノサッサ
「貝殻節」
幸せはみな一色だけど、
不幸せはひとつひとつ
違った色をしているそうです。
私を含め我がはる家にいる
芸者集が、なぜ芸者に
なったかは一人一人
違います。 
 冬の日本海は厳しくて。
沖へ出る船は
「てんでしのぎ」です。
他の船を助けることが
できません。
わたしたちも
「てんでしのぎ」
なのです。
山陰に長いつらい冬が
始まります。
気温零下 五度
てんでしのぎの私たちですが
道づれがいます。
十二月二十日
いつもより早い
大雪です。


観光も終え、今夜のお宿へ戻りましょう。

今夜の宿



宿の窓から遠くの山を見つめました。
もう春だというのに、遠くの山は雪に覆われ山頂付近では真っ白な景観でした。




今夜の夕食の献立です。

 

温泉につかり、夕食がとても美味しかったです。
さすがに、総調理長は料理の鉄人です。

翌日の3月29日には自宅に戻り、新年度の新しい高校に赴任します。
色々あった但馬の生活にお別れし新しい高校の勤務となります。
頑張っていきましょう。