砥峰高原・峰山高原

映画　「ノルウェイの森」ロケ地を訪ねて
平成22年８月１５日

砥峰高原（とのみねこうげん）
標高８００〜900ｍ
砥峰高原には、西日本では有数の約90haに及ぶススキの草原が広がっています。
春には山焼きが実施され、草原一帯を焼くことで、美しい草原が守られています。
また、秋には一面にススキの穂が波打つ壮観な景色となります。

ハイキングコース

右回りでハイキングを楽しみました。
とのみね自然交流館→東屋→展望台→とのみね自然交流館
１周　3.1ｋｍ
（所要時間90分）

	原作：村上春樹のノルウェイの森を読み、 今冬１２月上旬にトラン・アン・ユン監督の ノルウェイの森が上映される。 ロケ地が砥峰高原と聞き非常に驚いた。 日本広しといえ、わが故郷の砥峰高原を 選ばれたのには故郷の自慢になりそうです。
砥峰高原は、過去２度雪中ハイキングで訪れました。 夏の砥峰高原は今回が初めてです。 ８月１５日（日）自宅を 出発し山崎経由県道加美宍粟線で 福崎まで行き神崎南ランプから国道３１２号線で北上し 神崎北ランプで県道一宮生野線になり、砥峰高原に 行きました。２時間近くかかりかなりの 遠周りです。、帰りは砥峰高原から峰山高原と進み 県道一宮生野線から一宮まで行き、 山崎経由で自宅に着きました。かかった時間は１時間ほどで かなりの近道ですね。
	砥峰高原の道標が目に入り、夏の高原の美しさに 感銘しました。冬の雪深い砥峰高原しか記憶にない 私ですが、緑深い高原に清々しさを感じました。 次に、とのみね自然交流館（写真左）とロケ地の垂れ幕が 目に入り砥峰湖原がノルウェイの森のロケ地であったことを 再確認する。 とのみね自然交流館前の景観が（写真上）です。 砥峰高原全体の様子が伺えます。 そして、ロケ地であったことを証明する看板に 少し興奮しました。この景観が、映画を通じて世界に 発信されると思うと感激しますね。
ハイキングをする前に、とのみね自然交流館に 入りました。ロケ地の様子をパネルにして 展示されています。 改めて私は、砥峰高原の自然の美しさを 再確認しましたね。

	高原に入る入り口で、砥峰高原に生息する 草花の説明プレート（写真左）がありました。 生息する植物は以下の通りです。 　　　　　　　　　  ノハナショウブ  カワラナデシコ  ススキ  キキョウ  　オミナエシ  リンドウ 今回のハイキングでは、カワラナデシコを みつけました。
高原に入りさっそく目に付いたのは、 小さな湖です。高原とこの湖との コラボレーションの素晴らしさに感銘しました。 そして小さな木立（写真右）が妙に美しい。
	今回のハイキングは、時計の反対回りで 砥峰高原を一周することにしました。 まずは、東屋を目指して行きましょう！ 道標：　東屋へ600ｍ 　ハイキングコース周回3ｋｍ

東屋からの展望

この付近でみられる鳥  オオルリ ヒクイナ ホオジロ シジュウカラ キジ アオゲラ 展望台を経て自然交流館へ 一周ハイキングコース2.4ｋｍ

　　　ノルウェイの森撮影地からの景観

	東屋から展望台に向けての道中での景観 （写真左）   展望台を経て交流館へ 2.1ｋｍ
道標（右上）を 発見、交流館まで2.1ｋｍです。 出発してから約900ｍ進んだことになりますね。 展望台に行く途中で、最初のノルウェイの森の 撮影地をみつけました。 映画では、どのようなシーンでしょうね。 上映が待ちどうしくなります。

　



展望台からの景観

展望台に到着、ここから観た景観が 写真上です。出発地点から一番奥になりますね。 上の写真中央部分に、 遠く出発地点の交流館が観えますね。 展望台近くでカワラナデシコをみつけました。 高原の美しい植物にうっとりしました。   展望台から交流館へ約1.5ｋｍ

ノルウェイの森の撮影地（パノラマより）

展望台を後にして、目指すはゴールである とのみね自然交流館です。 その道中に２か所目のノルウェイの森の 撮影地をみつけました。 この景観は、映画「ノルウェイの森」 のオフィシャルサイトの予告で最初に 出た映像の一画面だと思います。 砥峰高原では一番美しい景観ですねぇ〜 ２カ所目の撮影場所を後にして 後はゴールの交流館へと進みます。

ゴールのとのみね自然交流館に着きました。ハイキングの出発地点でもあります。
お昼になりお腹もすいたところだし、自然交流館横の「平家そば処交流庵」で昼食をとることにします。

平家そば処交流庵から、 山菜そばを注文し昼食をとることにしました。 写真左は、そば処交流庵からの眺めです。 涼しくてエアコンがなくても、快適な昼食とれました。 食事も終わり、次に峰山高原へと進みます。

　　峰山高原（標高８００〜900ｍ）

峰山高原は、暁晴山（1077ｍ）、峰山（1038ｍ）、夜鷹山（1056ｍ）の山々に囲まれたすり鉢状の
広大な高原で、クヌギやナラの林、ササ原など高原らしい景観が広がっており、
氷河期の周氷河作用により形成された、なだらかな地形が特徴となっています。

リラクシアの森入口

峰山高原ホテル
リラクシア

峰山高原ホテルの中庭 （写真右）と正面玄関（写真下） 下界では連日３５℃以上の 猛暑ですが、峰山高原ホテルでは エアコンなしでも快適に過ごす事が 出来ますね。

リラクシアの森のプレートの案内図



リラクシアの森の景観

峰山高原では映画「ノルウェイの森」は 冬場の撮影となったそうです。 したがって雪景色のリラくクシアの 森になっているだろうと思います。 リラくクシアの森は、昼間でも 薄暗い森です。こんなところで 撮影されていますのでどんな映像か 映画が楽しみだなぁ〜

砥峰高原のハイキングと峰山高原のリクラシアの森の散策を通して、
映画「ノルウェイの森」のロケ地を訪ねてみました。
小説「ノルウェイの森」が世界的なベストセラーになり、その原作を
元にした映画だから、ロケ地の砥峰高原は有名になるだろうなぁ〜と思います。
日本広しといえ、このわが故郷の砥峰高原が選ばれたのですから感無量ですね。
もし、私の故郷の事を尋ねられたら、ノルウェイの森のロケ地である砥峰高原ですと言えますねえ〜
故郷の誇りだと思います。

冬の砥峰高原も２度訪れました。
雪の砥峰高原も素晴らしいので是非訪問してくださいね。